タヌキ ハマ

ただの全力青色フリーター。フィクションであり誰かのノンフィクションの様なモノ、激しい独言から記録まで。

儚い極彩色を君で照らす(後編)

「 儚い極彩色を君で照らす(前編) 」 https://note.mu/tanukihama/n/n17e3df01e6d6 彼女に恋人がいる間、僕は正真正銘「彼女の友人」であることが出来た。あの夜感じた不...

儚い極彩色を君で照らす(前編)

ガラスのように脆く、カーテンのように柔らかい壁。その半透明な壁は、目を凝らせば一番奥にある壁の色さえ見ることが出来てしまいそうなほど淡く、壁の厚さを測れないほど...

我が意を得たり、貴女の皺

窓から投げ出した脚をぷらぷらと揺らしながら、その曲がり小さくなった背に影を落とす。夏の太陽は今よりもっと心地良くあの人の顔を温めていた。あの人の記憶が夏に色濃く...

彼女の昔の恋愛を聞く vol.9

「彼女の昔の恋愛を聞く vol.8」は こちら https://note.mu/tanukihama/n/nd3b550efdf1d 「彼女」: 少しお酒が入り土地勘もない私は、ただただ店長の後をダラダラと着い...

「理解」はしていても「受け止める」には時間がかかるよね。という話し

「…前みたいに集まれなくなったよなあ」 日中の熱を引きずった夜風に、汗で癖の出た前髪を撫でられながら、友人がちびりとビールを口に運んだ。本来の喉越しを楽しむ気の...

「綺麗」は時に「毒」と化す。という語り

夏の日差しに、植物の葉がくすみなく青く輝く。 川の水は波が起きる度にキラキラと光り、建物の影はくっきりとその存在をアスファルトに刻む。 僕は青色で、彼女は赤色。...