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しごとさがし No.1 ー辛いものを無償に欲したあの日々

現在私は出版社でアルバイトをしています。時給1200円で、週5日6時間勤務。たまに家で作業をさせてもらって、そのお金ももらえます。とてもありがたい。ありがとうございます。

とはいえ、未来がみえないです。夏とふたり暮らしを始めたいんですけど、その資金も貯められないです。だから、就活だ! と思っているんですがなかなか働きたい場所、働かせてもらえる場所をみつけるのは難しい。

私は37歳なんですよ。確かに企業側もとりにくい年齢ですよね。くわえて、こちらもなんだかフットワークが重いわけです。つぎこそ、一生続けられる仕事に就きたい、そう意気込んでしまうんです。

あと、今の職場につく前に勤めていた出版社で、壮絶ないじめにあったからなかなか踏み出せていないという理由もあります。たった二人の部署だったんですが、5年ほどそこに勤めている彼女は私を徹底的に嫌っていました。私の隣で、ダース・ベイダーよろしく「はーはー」とため息の毎日。なにがそんなに気に食わないのか。すべては書きませんが、とにかく私は怖くて思い通りに動けなくなりました。その出版社でずっと働きたかったから、辞めるときは本当につらかったですけど、もうずっと吐き気が止まらなかったし仕方なかったです。夏にも申し訳なかったです。愚痴のはけ口にしてしまったわけですから。

そういえば、ストレスがたまっているその間、いつもと違う行動をしていました。まず、辛いものが無償に欲しくなりました。辛いものを食べている間は、嫌なこと忘れられている気がするんですよね。もしかしたら辛いものを食べているときに放出される、エンドルフィンのおかげでもあるかもしれません。エンドルフィンって、気分の高揚や幸福感などがもたらされるそうで、脳内麻薬とも呼ばれているそうですね(ちょっとこわい)。

それからカラオケにも行きたくなりました。最後にカラオケにいったのは、それより3年くらい前でした。横浜で終電をなくして、泊まるにもお金がもったいないので、一晩カラオケで過ごしたんですよ。夏はそのとき「水曜日のカンパネラ」にはまっていたので、「桃太郎」とか歌っていましたね。でも、夏は喉が弱いし、虚弱体質なので、次の日体調を壊していました。私はいつも元気。と、話がそれてしまいましたが、会社でうまくいっていない時期、わたしはひたすら歌を歌いつづけ、辛いものを食べまくったわけでした。

今は辛いものも欲しくならないし、カラオケ屋さんにも行っていないです。つまり、今の職場に精神的に追い詰められるような悩みはないわけです。だから、ずっといたいのですが、もういかなきゃいけない。跳べ。見る前に跳べ。最近、大江健三郎さんの本を読みました。おもしろかったなぁ。

ということで、就活をはじめます。


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