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フィリピンのパンシット・カントン

フィリピンの麺料理のひとつ、パンシット・カントン(Pancit Kanton)。
中国にルーツのある、スープのない、焼きそばに近い麺料理。
フィリピンではパンシットカントンを長寿を願って食べることが多いらしい。
日本のお蕎麦と同じような感覚で国が変わっても麺料理に対する思いが共通なのがおもしろい。フィリピンの同僚がいうには、このパンシット・カントンをパンに詰めた食べ物もあるらしい。フィリピン版の焼きそばパン。

麺料理があるということは、当然インスタント麺も存在する。
代表的なものがLucky Meというブランドのパンシットカントンの即席麺。スーパーマーケットに行けばたいてい見つけることができて、バラ売りと6食パックがある。

Lucky Meは、フィリピンのMonde Nissin (MONDE)というメーカーのブランドでNISSINという名前だけど、日本の日清とは関係ないらしい。

Monde Nissinは、2021年に上場してPSEiの30銘柄に。
MONDEの最近の決算(2024年4月)は悪くない。

  • EPS:予想0.1239ペソに対し結果0.1239ペソ

  • 売上高:予想19.47Bペソに対し結果20.91Bペソ

タガログ語だけど、フィリピンCMも面白い。
テレビないからCMを見ることができるのはYouTubeだけ。

パンシット・カントンを10袋を一気に作って食べてみたのような動画もある。
どの国の人も同じこと考えるんでしょうね。

いろいろ作り方をみていると、卵を入れて食べるのがおすすめらしい。
気になるのが、2袋を調理して食べる動画が多い。確かに1食は少ない感じがするが、1食300kcalくらいするので、2袋使うと、結構なカロリーになる。

確かに東南アジアの袋めんは日本のと比べると一食が小さい。タイのインスタントラーメンのMAMA(マーマー)やインドネシアのインドミーもとても小さい。

残り物のソーセージと一緒に作ってみた。

見た目は悪いけど、美味しく食べることができました。

別の日に作ったパンシットカントン…たまごポケットを作るのがいいらしい。
パンシット・カントンをフライパンで作ったあとは、麺がくっつくので茹でてお湯を切って調理する方が楽かもしれない。どこかで麺切りのザルを探そう。
1食数十円くらいなので、スーパーで見つけたらお試しください。
パンシット・カントンのインスタント麺はバラマキのお土産にもいいかもしれません。