フィリピンの財閥企業10社
フィリピンの経済や投資のために知っておくべき基本情報としてフィリピンの財閥の存在とその影響力です。
スペインや中国などをルーツに長い歴史を持つフィリピンの財閥(Holding Firms)は持ち株会社であり、フィリピン7大財閥とも10大財閥ともいわれています。
これらの巨大な財閥が電気やガス、水道、道路などのインフラ、デベロッパ、交通、銀行業などいろんな分野に関わっていて、フィリピン経済や人々の生活への影響力を示しています。
フィリピン証券取引所に上場する約270社のうち代表的な企業30社でフィリピン総合指数(PSEi)が構成されています。
フィリピン10大財閥はこのPSEiの30の企業に含まれており、10大財閥に投資することはフィリピン全体に投資しているようなものです。(日経平均の主要な銘柄をほぼほぼ抑える感じでしょうか)
ちなみにこの10社(とその子会社の多く)は投資会社ブラックロック社のフィリピンETF、EPHEを構成する企業にも含まれています。
以下の表がフィリピンの10大財閥です。
これらはフィリピンで普通に生活しているとどれも直接的、間接的にお世話になる企業ばかりです。
ちなみにフィリピン国内ファストフード最大手のジョリビー・フーズ・コーポレーションは10大財閥には含まれていません。