FUJI ROCK FESTIVAL '20 LIVE ON YOUTUBE 〜DAY 1 感想〜

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

この週末、ぼくは何をして過ごしていたかというと、エアコンをガンガンに効かせた部屋で、YouTubeのフジロック配信を見て永遠に酒を飲んでました。
一瞬で週末は過ぎ去りました。

せっかく全編通して配信を見たので、ここにゆるーく自分なりの感想を書いていこうかと思い立ったわけです。

全アーティスト書きたいことはあるのですが、そんなことしてたらいつ投稿できるかわからないので、個人的に気になった・興奮したアーティストを抜粋して書いていきます。

まずはDAY 1から

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20:00〜 SELECTED JAPANESE PERFORMANCES

・銀杏BOYZ
去年のグリーンステージのアクトから"SKOOL KILL"の配信でした。
もうね、最高。自宅のPC前なのに頭振りすぎて首が筋肉痛だもん。

ぼくが銀杏を知って聴き始めたのは、チンさん安孫子さん村井さんが脱退して峯田ひとりになってからで、タイミング的には遅い方だと思う。
たぶん昔から(特にゴイステから?)のファンの方に比べると、銀杏への愛というのは小さいかもしれないけど、やっぱりこのバンド大好きです。

昔のライブ映像とかも漁りまくってるけど、その頃の熱量をリアルタイムでは経験できてないし、なかには「銀杏変わった」なんて人もいる。
たしかに変わったかもしれない。けど、その頃の熱量を完全には消さないまま、良い方向にどんどん熟している感を個人的には受ける。
熟さないままの危うい魅力が好きな人もいるんだろうけど、ぼくは今の銀杏がすごく好き。
それこそ配信の"SKOOL KILL"なんか、今でも昔の危ない魅力が見えてきて最高にアツかったけどね。
10月の新譜、いまから楽しみにしてます。

・TENDRE
ちゃんとライブを観たのははじめてです。
気になってはいたんだけど、やっぱり好きなやつでした。

なんていうんだろう、地力をすごく感じるバンド。
美しくスケールの大きい音楽なんだけど、どこかでバンドの熱量を感じる演奏でした。

音源は前から聴いてはいたんだけど、ライブとなるとやっぱちょっと違うね。生で感じてみたいね。

あと、もともとぼくはTempalayが好きなんですけど、AAAMYYYの存在ってすごいよね。
目立ちすぎず、でもはっきりと存在感を魅せる彼女のコーラスはTENDREの楽曲にも欠かせないものなのかなと感じました。

・Hi-STANDARD
なんでハイスタはこんなにもかっこいいんだろう。それに尽きる。

全く世代ではないし、楽曲も全部を知ってるわけじゃない。

それでも配信にもあった"Stay Gold"を聴くと、一気にテンションが最高潮になる。
3人の中で色々あった時期の演奏だと思うんだけど、それでも最高のパンクロックを演奏する3人の姿ってやっぱ絵になるよね。

ぼくは今までの3人のことを詳しくは知らないけど、復活して笑いながら演奏してる彼らの今の姿を見るとなんだかほっこりします。
日本にはやっぱりこの3人が必要なんだな。

20:35〜 SELECTED INTERNATIONAL PERFORMANCES

・Jack White
まずステージでのビジュアルに一気に引き込まれた。
スタイリッシュなビジュアルに、バックの演奏は全員女性。

なんだこれかっこいい、けどこのヴォーカルの人見たことあるな、、

調べたらなるほどね、The White Stripesのヴォーカルか。 
いやぁ、無知でした、、

ビジュアルもさることながら、音楽も洗練されたスタイリッシュな、けどどこかロックを感じる自分好みの音楽でした。

The White Stripesは少しかじる程度に聴いてたんだけど、ちょっとそれとはまた違う音楽って感じ。
けど、どうなのかな、The White Stripesもソロの方もあまり曲数は聴いてないので、他も聴いてみよう。

・Dirty Projectors
DAY 1の一番の収穫はこのバンド。

いやぁ、ほんとにまだまだ知らないけど良い音楽ってたくさんあるんだなと痛感しました。

配信された"Beautiful Mother"という曲が、実験的音楽な面が感じられて、非常にぼく好みでした。一瞬で引き込まれました。
急いでTSUTAYA行ってCD借りまくりました。
いやこのバンドめっちゃいいな。
実験的な面がいきすぎてるわけでもなく、聴きやすさポップさも見受けられる、良い塩梅の音楽でした個人的には。
まだ、ちゃんと聴いてないけど時間かけてゆっくり聴き込んでいきます。

普段ぼくは主に日本の音楽しか聴かないので、フジロックの配信で海外の音楽の魅力にどんどん気づかされるのがほんとありがたい。

21:10〜 SELECTED JAPANESE PERFORMANCES

・THA BLUE HARB
彼らに影響を受けたというバンドはいくつか見てきたのですが、恥ずかしながらその本人のライブをちゃんと見たのははじめてでした。

ヒップホップは普段あまり聴かないんですけど、心に訴えかけてくるアツいものを画面越しでもたしかに感じました。

MCのBOSSさんがバチバチに極まりまくってたな。マイク一本でステージにたち、観衆に立ち向かっている姿がめっちゃかっこよかったです。
ヒップホップも勉強してみようかな。

22:20〜 SELECTED HEADLINER PERFORMANCES

海外のアーティストも素晴らしくかっこいいんだけど、ここではTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTとBLANKEY JET CITYを書きます。

もう20年前のバンドだけど、今見てもどうしてこんなにも色褪せないカッコ良さがあるんだろうか。
色んなものを削ぎ落としていって、ただカッコ良さの純度のみを高め続けた結果がこれと言わんばかりのバンド。

すげえよな、フジロックのヘッドライナーで日本人がたってんだよ。この2バンドなら納得だよね。

ぼく個人としては、時代は進化してきてて、この2バンドよりも楽曲がよかったり、演奏技術があったり、ってバンドはいくつもあると思う。
けど、たぶんフジロックのヘッドライナーに日本人が立つことはないんじゃないかな。
彼らが最初で最後なんじゃないかな、とそう感じさせるくらいのカッコ良さ、カリスマ性。それくらい当時は圧倒的な存在だったんだと思う。

この2バンドの演奏を、画面越しでしかもう見られないことが本当に悔やまれる。

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まだまだ語りたいことはあるんですけど、DAY 1 はここらへんで終わりにします。

次はDAY 2について書こうかと思います。


つづく



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