人との付き合い方について思うこと

みなさま、明けましておめでとうございます。
今年も、自分の思ったことや経験した出来事をゆるゆると気ままに書き記していけたらと思います。

今回は、ぼくが思う人間関係について、書いていきたいと思います。

突然ですが、ぼくは「嫌い」な人がいません。
どうしても、自分と合わない、この人と付き合うのが難しそう、と感じるときは「苦手」な人と考えています。

なかには、「嫌い」と「苦手」は変わらないじゃん、と思う人もいるかもしれません。

ただ、ぼくのなかでは明確な線引きがあって、個人的には、「嫌い」=「憎い」に近いものを感じます。
自分と合わなかったりする人に、別に「憎しみ」を感じているわけではありません、その人に親を殺されたわけでもないし。だから「苦手」と考えることにしています。

「嫌い」とまではいかない、けど「苦手」。

ぼくのなかでは、この二つには明らかに相手に対して拒絶するうえでの上下関係があると思っていて(「嫌い」の方が圧倒的に強い拒絶と感じている)、かつ全く別物の感情として認識しています。

ただ、一方で、ぼくは他人にできるだけ嫌われたくない人間です。
圧倒的に強い拒絶である「嫌い」を相手に向けると、もちろんその相手からもそれに近い拒絶を受けることになるでしょう。
それが怖いので、(自分のなかでは)拒絶の度合いが弱い「苦手」でとどめておいて、相手からの強い拒絶から逃げているのかもしれない、そう感じることもあります。

実際に文字にしてみるとズルいですね。まあ、これに関しては、無意識にそうしてしているのかどうなのかは自分でもよくわかっていませんが、、

それで話は変わるのですが、このことを友人と話したことがあります。

その友人は、学生時代にすごく仲良くしてくれて、社会人になった今でもその関係は続いています。
ただ、今でもなぜ仲良くなれたのか不思議に思えるくらい、性格や考え方が正反対な人でした。

特に今回のテーマである、人間関係、人との付き合い方においては、それが顕著だったと思います。

その彼は、いわゆる「好き嫌い」がはっきりした人です。

自分と気や話が合う、一緒にいて楽しい、あとは言い方が少し悪いかもしれませんが一緒にいて自分に何らかの得を与えてくれる、こういう人たちのことをとことん「好き」と感じています。
一方で、少しでも自分とは合わない、一緒にいても楽しさを感じない、むしろ自分に何らかの害を与える、こういう人たちのことはとことん「嫌い」です。

つまり、「好き」と「嫌い」の波が激しいんですね。

ぼくはある意味これとは逆で、「好き」と「嫌い」の波が限りなく小さいです。

前述したとおり、「苦手」な人はいても、「嫌い」な人はいません。その代わり、「好き」と感じる人も多くありません。
(もちろん、心の底から「大好き」な人もいます、ただこの人たちは自分の人間関係のなかでも限られた人たちだと思います。)

これほど正反対なことも面白いなと思い、この友人と人との付き合い方について話したところ、彼が自分にとっては興味深い考え方をしていたので、ここに記録として残しておこうと思います。

(ここから人付き合いにおける相手の印象を点数で考える話になります。そのような考え方はいかがなものかとも思いますが、その場では理解しやすいようにそういうものとして話をしてしまいましたので、ここでもそのまま書き記します。好ましく思わない方もいるかもしれませんが、なにとぞ、ご容赦ください。)

彼いわく、人との付き合い方は加点法として考えるとのことでした。
0点からスタートし、100点満点としましょう。
友人が楽しさや面白さを感じたり、得を感じたりしたら、点が加算されていく。ついに100点にたどりついたときには、友人からしたらもうその相手はとことん「好き」な人となるわけです。
ただし100点までの道のりが非常に険しい。途中で少しでもマイナスな何かがあれば容赦なく減点しますし、そもそも加点の基準も非常に厳しいものです。
よって、彼にとっては100点の友人なんて限られた存在だろうし、それに近い点数も多くはないかと思います。
まあ、その分、高得点を叩き出した人とはとことん深くまで付き合うことができるのでしょう。

一方、そのような考え方をする場合、私は、出会った時点のスタートが100点からという、性善説に則った考え方をします。

点数の加減はどちらも可能性はありますが、減点の可能性は限りなく低く、反対に加点の頻度は高いです。点数にも上限はありません。ただし、加点の幅もあまり大きくありません。
つまり、ぼくの周りはだいたい100点前後の人たちで固まっていて、そこから基本的には点数(≒印象)が上がっていくだけということです。
ある意味では幸せな考え方なのかもしれませんが、一方でどこか逃げているような感も見受けられます。

まあ、このエピソードを書いたところで、何が言いたいかというと、、

着地点は見つかってません、、笑

ふと、自分の人付き合いの考え方を、今の時点で文字に残して客観的に考えてみたかった、それだけです。結論がなくてすみません、、

ここまで書いて感じてるのは、「嫌い」とか「苦手」とかいう話から始めておきながら節操ないですが、少ないながらもぼくが大事にしたい「大好き」な人たちとの関係を手放したくないなと、そのためならただ嫌われたくないと逃げている自分の考えを見つめなおしてもいいかなと、そう思ったわけでございます。

あーあ、ほんとまとまりのない文章で、ここまで読んでいただいた方すみません。

ほんと着地点見つからないんで、この話はとりあえずここで終わりにしますね。
また自分のなかで整理がつきましたら、改めて文字に残そうと思います。

おわり

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