人生でかかる費用について

普段生活してるだけなら自分の人生でかかる費用なんて考えないですよね。今回は人生どの位お金が必要なのか、その内容で書いていきます。
前提条件として2点記載します。

1 30歳の男女と子供1人で50年間、平均寿命80歳で記載をしていきます。

2 平均生涯賃金は2億4千万で計算してます。
→2億4千万を30歳から70歳までの40年で割ると年収が600万!
※夫婦含めて全体の数字が600万だとしてもちょっと非現実的な気が・・・詳細は以下サイトが分かりやすいので詳しく知りたい方はご参考ください。
運営:日本財託グループ

1保険
生命保険や傷害保険等、1人が3,000円として単純に3人分で9,000円
①9,000円×12か月×20年間=2,160,000円
※子供が成人するまでの計算式。
②6,000円×12か月×30年間=2,160,000円
①+②=432万円

2家賃
生活する上で必須な出費です。
3人家族だと最低2LDK、普通なら3LDK位の広さは欲しいですよね。
大阪市内の家賃帯は大体10万前後。計算しやすい様に10万円で計算します。
家賃10万円×12か月×50年=6,000万円
家賃15万なら50年で9000万円。。。

3税金
消費税、市民税、車税等すべての税金を合わせると大体30%位になります。
平均生涯年収が2億4千万円×30%=7,200万円

4養育費
子供には必要な分だけお金をかけてあげたいですよね。
習い事や食費、おもちゃ代等、必要な項目をあげたらキリがないですよね。
公立大学を卒業するまでだと約2000万円かかるそうです。
これが私立大学とか医学部とかになると考えたくもないですね。。。

上記の生涯4大出費を合計すると
保険432万円+家賃6,000万円+税金7,200万円+養育費2000万円
=1億5千632万円
になります。
生涯賃金2億4千万円ー1億5千632万円=83,680,000円
83,680,000円を30歳から80歳までの50年間で割るとなんと!
139,466円
毎月大体14万円しかない計算になります。

ここから更に生活に必要な出費を挙げていきます。
大きくお金が必要な項目として食費と車代。

食費が1日1人500円×3人分=1500円×1か月=45,000円。
車代が駐車場代が3万円、ガス代が毎月5千円、毎月ローンで3万円として(保険代は上記に含んでいるので除外)6万5千円。
食費と車代の合計で11万円となり手元に残るお金が3万円となります。
もうこの時点で無理ゲー感が漂ってきてる・・・
その他の項目として

光熱費
雑費
通信費(スマホ・ネット回線)
交際費
交通費
交遊費(旅行とか遊園地とか)
医療費
習い事(奥さんの料理教室、英会話等)
冠婚葬祭費
病院代
親の介護費

この他にも人によって必要な経費がでてくると思います。
光熱費~親の介護費用までを全ての項目を1万円と考えて計算するだけでも11項目あるので手元に残った3万円ー11万円=-8万円の赤字になります。

テレビで老後2000万円が必要とか言われてますが根本的にズレてますよね。
生涯賃金が2億4千万円を受け取れる人がどの位いるのかって話ですもんね。

会社に頼れる時代は良かったですが今の時代はそうでもないです。
この記事を読まれた方の行動が少しでも良くなるればこの記事を書いて幸いです。



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