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PDCAとは別の世界

 こんにちは。閲覧ありがとうございます。年度末ですっかり更新息切れを起こしていました。4月から世を忍ぶ仮の本業がエラいことになりそうなので、どうしたものかと思ってます、無事に1年乗り切れた暁には転職したい、、、(泣)
 さて、今日のこのタイトルを思いついたときにやっぱり浮かんだのがこちら。

けだし名曲。PDCAこれでよくない?って思えてきます。

 さて、タイトルが思いついた状況はこちら。

 こどものまちをつくろう、というイベントです。細く長くお手伝いさせていただいています。もともとはドイツのミニミュンヘンというイベントを模したもので、このポストでも触れています。

 久々のこどものまちで感じたのは、子ども達は働くことが好きなのだなあということ。リピーターも育ってきているので、銀行もハローワークも最初にちょっと説明するとどんどん回っていきます。役所の相談係には落とし物や「暇なんだけど」なんていう相談も持ち込まれるのですが、これまた絶妙に解決されます。子ども達には力がある。学校でどうしてこれが発揮できないんだろう?と思ったときに、「成果と課題」ってすぐ言われるからかもなあと思ったのです。すべての活動に目標があり、その活動の成果は何で、課題は何だから、次はこうする、みたいなこと。大切なことではあるのだけど、そんなにPDCA回すことばっかり考えてたら、何かを落としてしまわないかい?一見無駄に思えることやバカみたいなことって、案外役に立ったりしてないだろうか?こどものまちは「遊び」だから。失敗も無駄もぐちゃぐちゃもあり。決して「この活動で○○力を育みます」みたいにはうたってません。(保護者の中にはそういうことを期待している方もあるかとは思いますが)実際いつもカオスみたいで、「成果と課題」みたいなスッキリしたものではないです。でも、そこから子ども達が持ち帰るものは確かにあるはずなのです。

 とはいえ、「まちのことを考える」とか「まちをデザインする」みたいなことを考えられる子は多くなくて、本当はそこのところを私はもっとやりたいなあと思うのだけど、レクチャーとかセッションとかというのもそぐわないかもしれないので、子ども達の勢いに流されるままにそこにいたりしています。で、ふと思ったんです。

あー、ここでやらずに別口で子どもの権利条約の勉強会して、いろんなことを考える経験をした子に「こどものまち」に参加してもらったらどうなるだろう?

 最近読んだこちらの本が、かなりわかりやすかったのです。

  オンラインの読書会の形で、少しずつ読んでいっていろんなお話ができたら楽しいな。小学生から20歳くらいまでの子たちが集まってくれるといいな。でも、そんな時間が私に取れるかだし、そもそも子どもたちが集まるんだろうか?まあ、今は妄想なのでまだ寝かせておきます。子どもたち自身が自分たちのことを考えて決めていくときに、本当に必要なのは自分にその権利があると思えることですよね。

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