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子どもの視点で見てみたら〜第3回子どもの権利条約ハンドブックゆるゆる読書会〜

こんにちは。ざまたかです。息子のお弁当作りを再開したらすっかりnoteがお留守になってしまいました。先日実施した子どもの権利条約ハンドブックゆるゆる読書会のテーマは「愛してくれる人と暮らす権利 前文、8条〜11条、20条、21条」でした。著者の木附先生も参加してくださったのでここぞ!とばかり質問をしてりして盛り上がりました。というのも、今回のテーマからは少し外れてしまうかもしれないのですが、共同親権のことを伺ってみたかったのです。学校現場の感覚で言うと、DVという言葉がわりと聞こえてくるようになっていて、私は「暴力を受けたりしたらそりゃ子供に合わせたくないよねえ」と単純に考えていたのですが、どうやら共同親権というのが世界的には多数派らしい。なんでなんだろう?と思ったのです。今回お話を聞いていて感じたのは、離婚のときはどうしても大人同士の話になっていて、「子どもの視点からみたらどうなのか?」が置きざられてしまうことがあるのだなあということ。子どもの権利として離れて暮らしていても「会いたい」と思えば会える状況を整えることは必要なのかも?ということ。もちろん合わせることに危険を感じるようなケースにはなんらかのサポートが必要だろうけど、大人の思いとは別のところで、子供には親と会う権利や共に過ごす権利はあるんだよなあということでした。そして巡り巡ってこどもの意見表明権にもつながっているんですよね。子どもが「今」どう考えているのかを常に聞き取って寄り添うことが必要なのだと思います。成長に伴って考え方が変わったり、状況によって「今はちょっと」みたいなことってあると思うので。でも現状ではそこに入ってくれる人っているのでしょうか、、、。
本の方には外国籍の子のことや児童養護施設施設の子のことが出てきています。いろんな理由で親と離れて暮らす子が実はいるのだけど、どんなところで暮らしていても愛されて育ってほしいと思います。
このテーマ、もう一回くらいやってもいいかもなあ。

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