失った生命の重さと反転する生命の軽さ　2023 へのタロットメッセージ

毎年やっている年初の一年を読むタロットリーディングを今年もやってみた。

現れた結果は、ああ・・まあそういうことだな、という内容。

読み方の切り口はリーダーそれぞれなので、
わたしが読んだ内容と違うひともたくさんいるとは思うが、なかなか昨今の人類の流れのその先を示しているように感じる。

それではその内容を活字化しよう。

現れたカード4枚は、カップの5、カップの2、カップの6 、ソードのキング。すべて逆位置。

カップが連続したのには驚いた。
しかもすべて逆位置。
ゆえに時代の反転を示していると受け取れる。

それもとても巨大な反転。
潜在意識レベルからの大変化が人類全体に起きる・・・

いや人類の集合意識がそれを激しく希求し、現実化させるのだろう。

メッセージとしては以下の通り。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

わたしたちはひとまず最初の反転のための戦いを終えたのだろう。

それは巨大な権威を中心とするつながりのこころと幾多の歴史という大海を航海してきた古典的な民族意識の大きな喪失を、結果としてわたしたちにもたらした。

同時にそれが権威と民衆の戦いによる結果であり、権威と支配の歴史の喪失であるということに気づいていないひとたちもまだかなり多いのだろう。

そう・・八割のひとたちは自らの生命、もしくは健康、こころの豊かさを失った。

しかし、失ったことにも気づかない人たちも多い、それは死者も含まれるから。

そして戦いはこの世界を覆い尽くすあらゆる価値観、道徳、信仰、権威の八割は嘘であり、権威者たち、支配者たちによって洗脳された結果の「偽物の王冠」「紛い物の紙幣」だったということに気づいた人たちも多いだろう。

そしてその嘘と幻想の価値や道徳、信仰、権威はもはや崩壊した。

焼け跡に残されたわずかな真実と地球的叡智こそが、大地の法則に根付く霊的ドグマであり、生命のロゴスであり、精霊たちのイデアであったということに気づくときがそこまで訪れている。

結果、いままでの古き秩序によって成立していた虚栄の関係性の多くは破綻する、あるいは破壊されてしまった。

偽科学とエゴイスティックな合理性の知性によって皇帝へと上り詰めた金融の王者、王族たちはもはや没落する以外の道、行き先を見つけることは不可能である。

権威をつながりの中心に祭り上げてきた血族においても例外ではない。

嘘と幻想の価値や道徳、信仰、権威はもはや存在基盤を失ってしまったのだ。

国家と市民、神＝父と家族、教皇と信徒、教祖と信者、資本家と労働者・・・

それらの過去から繋がってきた虚栄の関係性はもはやすべて失われてしまった、あるいは失われてしまうだろう。

その後わたしたちはまったくあたらしい旅の道を探し出すだろう。

それは個々の自立し、自律したハートと意図と内なる自己からの欲求によってそれぞれ発見するだろう。

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