【抗うつ薬】レクサプロ10mgを1年間飲み続けた感想
こんにちは、たんたんです。
自己紹介を兼ねた記念すべき第一回目の投稿も終わり、色々つぶやきたいことはあるけど、さて何から始めたものか。
そういえば、なんか最近ずっとお腹がゆるくてスッキリしない。実はこれ、多分抗うつ薬の副作用なんです。
という訳で、今回は1年間ずっと飲み続けている抗うつ薬「レクサプロ」について、自分なりの感想を書いてみたいと思います。
レクサプロとは
英名:Lexapro
正式名 : Escitalopram
うつ状態、もしくはそれに近い症状を緩和するための薬。正式名称がエスシタロプラムで、商品名がレクサプロ。
いわゆる抗うつ薬、抗うつ剤の一種。最近開発された新しい薬で、他のものと比べると比較的副作用が軽く、長期間飲み続けることで少しずつ効果が出てくるタイプです。
少し専門的な話になりますが、うつの原因の一つとして、「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質が少なくなることによって起こるのではないか。
と言われています。
うつ病に関しては、まだ詳しい原因や仕組みが解明されていません。
一つ言えるのは、セロトニンは脳で生成される成分のため、よく「根性なしではないか」「ただ怠けたいではないのか」と思われがちですが、うつ病はれっきとした脳の病気です。
以下記事に詳細が載っています。
SSRIとは
一口に抗うつ薬と言っても、種類によって用法・効果は様々です。その中でも、レクサプロはSSRIと呼ばれる種類の抗うつ薬です。
英名 : Selective Serotonin Reuptake Inhibitor
日本語名 : 選択式セロトニン再取り込み阻害薬
固い単語がずらずら並んでいるので分かりにくいですが。。。
要するに、脳内の不必要な場所にセロトニンが入ってしまうのを防ぎ、本当に必要な所にのみ届くようにする薬、と認識しています。
現在、世界中で最も使われている抗うつ薬とのこと。
この記事が分かりやすいかと思います。
実際に飲んだ期間・量は?
実際に、私は2021年1月からレクサプロ10mgを飲み始めました。
それまで1か月、様子見で「加味逍遥散」かみしょうようさん という漢方薬を飲んでいたのですが、思ったより症状が改善されず、担当医師の判断で本格的に抗うつ薬を飲み始めることになりました。
2021年1月~9月までは、レクサプロ10mg 1錠+「抑肝散加陳皮半夏」よくかんさんかちんぴはんげ という漢方薬を並行して飲み続けました。
漢方薬は名前が長いので読みづらい。。。(^^;)
2021年10月以降~現在まで、レクサプロ10mg 1.5錠+「抑肝散加陳皮半夏」よくかんさんかちんぴはんげ を服用しています。
途中でレクサプロが0.5錠増えた理由については、また別の機会にお話しする予定です。
副作用はどんなものがある?~飲み始め編~
レクサプロは毎日1回、寝る前に飲んでいます。
一般的な副作用としては眠気、下痢、吐き気、食欲不振、体重増加、など様々です。飲み始めに一番副作用が強く、徐々に緩和すると言われています。
実際に私に起きた副作用は、下痢・お腹の不調・軟便・吐き気です。
レクサプロの脳に対する作用が胃腸にも影響を与えてしまい、通常よりも活発化させてしまうんです。
2021年1月~3月頃までは、吐き気、下痢などのお腹の不調が続きました。特に最初のうちは食欲不振になり、みそ汁などの液体しかのどが通りませんでした。日によって吐き気のあるなし、お腹の状態が変わるので、
いつ、どのタイミングで何を食べたら正解なのか、何を口にしたら一番体調が安定するのか分からず、日々食べるものを模索していました。
妊娠経験はないので想像でしかないのですが、もしつわりがあったらまさにこんな状況なのかな。。。と頭の片隅でそんなことを思ったり。
20代の頃は死ぬほど飲んでいたお酒も、薬を飲み始めてから全く飲みたいと思わなくなりました。丁度緊急事態宣言が出ていたころなので、そもそも誰からもお誘いがなかったのですが。笑
少しならお酒を飲めるかな、ちょっとなら飲みたいなとようやく思い出したのが4月初旬です。このころになると腸の不快感は少しずつおさまり、徐々に固形物が食べられるようになりました。
肝心のメンタル面はというと、少しずつではありますが鬱々とした塞ぎこんだ状態がましになったという感覚がありました。冒頭でもお伝えしましたが、即効性のある薬ではなく、あくまで徐々に効いていく薬のようです。
副作用はどんなものがある?~量を追加したよ編~
夏・秋ごろになるとかなり回復し、メンタル面・胃腸面ともにバランスが取れ、比較的いい状態が続いていました。
しかし、色々あってレクサプロ10mg 1錠 → 10mg 1.5錠に変えた結果。。
う○こが止まらなくなりました。
常にお腹がゆるい状態が続き、痛い訳ではないけどなんとなくトイレに行きたい。明確な便意ではないけど、とりあえずトイレの便器にこしかけてスッキリしたい。
そんな状態が数週間、今も続いています。
おかげで仕事中何度もトイレに行く羽目になり、便器とはすっかりお友達になってしまいました。
個人差があるので注意!!
私に起こったのは主に胃腸状態にかかわる症状でしたが、ネットではこの他にも様々な副作用が報告されています。
比較的副作用が少ない種類とはいえ、脳に作用する薬のため、精神科・メンタルクリニックの専門医の診断を受けた上で、正しい方法で飲むようにしてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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