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【ウマ娘】(L'Arc編)育成500回目:やる気ダウンイベントの検証

前回(10/22)はL'Arc育成400回時点での「やる気ダウン」イベント発生回数をカウントして過去のシナリオ(グラマス)と比較したデータの記事を書きました。
今回は育成500回に到達したのでその続きを書いていきます

前回記事:育成400回
(https://note.com/tansui_carbs/n/n6523405f7960)
前々回記事:育成300回
(https://note.com/tansui_carbs/n/nd9987fb42ca5)


1.やる気ダウンイベントのカウント条件

(前回と全く同じです)
・「ターン数」は強制イベントターンを除外(海外遠征中など)
・やる気ダウンのカウント条件は次の通り
 ①練習失敗・連続出走や肌荒れなどのやる気ダウンは除外
 ②クラシック10月後半の強制やる気ダウンイベント「勝利の功罪(挑戦のリスク)」は除外
 ③ただし、②のターンでも通常のやる気ダウン(頭痛で憂鬱、など)はカウントする
つまりターン最初にランダムで発生する「やる気ダウン」のみをカウントする(過去の検証も全て同じ条件)

2.L'Arc500育成でのやる気ダウン発生頻度

今回(500育成)時点での結果は次の通りとなりました
・やる気ダウン発生回数・・・【903回】
・やる気ダウン発生率・・・【5.02%】
・1育成あたりの発生回数・・・【1.81回】
<ほぼ前回と変わっていません>

前回の結果と過去シナリオとの比較は次の通りです

100育成毎の結果
過去シナリオとの比較

前回同様、ほぼほぼ数値は変わらずでした。
おそらくこの辺が着地点ということで判断しても良さそうです。

~ほぼ結論~
やる気ダウン発生率は1ターン平均【約5.0%】
1育成当り【約1.8回】発生

※ただし、練習失敗やレース疲れ、強制イベント分は除く

グラマスとの比較で見ると
やる気ダウン発生率:L'Arc(5.02%)>グラマス(4.35%)
1育成当りの発生回数:L'Arc(1.81回)<グラマス(1.91回)
となりました。

~ほぼ結論~
グラマスよりも0.6~0.7%程度、発生率が高くなっている

この点については微妙なところです。0.6~0.7%の差は誤差の範囲とも取れますが、100育成毎の数値がこれほどキレイに安定している点から自分は「誤差の範囲ではなく、発生率自体を上げた」と判断しています。
つまり
「同一のやる気ダウンイベントが複数発生しないよう調整した」かわりに「やる気ダウンの発生率を10%程度上げた」という考えです。

こうなった理由を想像すると
・仮にやる気ダウンイベントが複数発生してしまうとサポカのイベントが想定以上に発生しなくなる
・それを回避するためにやる気ダウンイベントに(天井っぽく)蓋をすることでサポカイベントの完走率を安定させようとした
と考えています。

3.やる気ダウン発生頻度が高いターン

今回(500育成)時点での結果は次の通りとなりました

注:ターン数の黒塗りは強制でやる気ダウンが発生しないターン

発生頻度の高いTOP3は以下の通りです
①36ターン(クラシック6月後半):35回→40回(+5回) (前回1位)
②27ターン(クラシック2月後半):31回→39回(+8回) (前回2位)
③50ターン(シニア1月後半):28回→37回(+9回) (前回4位)

となりました(左:前回 右:今回)
相変わらず、36・27ターンのみ突出しています。
上の図をグラフ化したものがこちらです

各ターン毎のやる気ダウン発生回数

緑:ジュニア期(1年目)
青:クラシック期(2年目)
橙:シニア期(3年目)
中央の赤線は平均ラインです

前回と比べて44~46ターンの頻度が低くなり、60ターンの頻度が急騰しています(最終ターンでやる気ダウンとかホント勘弁して欲しい)
前回検証で「やる気ダウンは発生しやすいターンと発生しにくいターンがある」と推測しましたがここまで来るとターン毎の発生率分布は誤差の範囲、とは言い難いのではないかと思います。

・ジュニア期はやや低く設定している
・クラシック、シニア期はやや高く設定している
・特定のターンに対して設定差を設けている

発生頻度が高いターンに注目すると
36ターン(クラシック6月後半)→海外合宿直前
26ターン(クラシック2月後半)→直前のターンで矯正「やる気上げ」イベント発生
50ターン(シニア1月後半)→直前のターンで大幅に体力回復

また、他にも直前のターンが確定レース(代表交流戦)といったターンや海外合宿から戻った数ターン(その中に矯正やる気ダウンイベントあり)など特徴的なターンに発生頻度が高い傾向にあります。
逆に25ターン(クラシック1月前半)のように極端に発生率が低いターンもあり、誤差の範囲を超えているように見えます。
このことから
「やる気ダウン発生イベントは特定のターン付近で発生率を変えている」と判断しました。

4.やる気ダウン発生回数の分布について

前回から今回の変化は次の通りです

500育成でのやる気ダウン発生回数分布
1育成毎のやる気ダウン発生回数(100育成刻み)
比較グラフ

なんと全サンプル数「ほぼ変化なし」という結果になりました。
過去の推移から見てもほぼこれで確定に近いのではと思います。
L’Arcの発生回数2回のボリュームが高いのが気になります。
考えられる要因の1つとして「やる気ダウン調整」の影響で5回以上の発生頻度がほぼなくなりました。
それに対しても発生回数2回のボリュームが高すぎると思います。
こちらは先述した「特定のターンでやる気ダウンが発生しやすいターン」の影響もあると思います。

それらを踏まえた上で、理論値との対比は次の通りです

過去シナリオとの比較(理論値ベース)
緑:実数値 桃:理論値

相変わらず発生回数0回のボリュームが少ないまま推移しました。
これらも「特定のターンでやる気ダウンが発生しやすいターン」の影響により発生回数0回の比率が少なくなっているのではないかと考えます。

5.まとめ

500育成を終えて、だいぶ傾向が固まってきました。おそらく次回(600回・最終回)も傾向は変わらないと思います。
その中で見えてきた点として
・やる気ダウン発生率は過去シナリオより10%程度増やした
・あるいは発生率はそのままで特定のターンでの発生率を高くした
と推測できます。

※オマケ※
(ここから先の話はかなり自分の「妄想」成分が多めです)
これらの検証以外にサンプル数は少ないですが練習失敗率やサポカの得意率などのサンプルを集めてみて気づいた点があります。
どれも共通して「表記された数値の約10~15%下ブレる」という傾向でした。
どちらも「平均値に対して上ブレ下ブレを繰り返して、結果下ブレた」というものではなく「終始平均値の10~15%下ブレた」結果となりました。
もちろんサンプルが少ないので決定づけられませんがこれだけ検証内容を集めたものが軒並み公表値(平均値)の下ブレ10~15%となった結果から、自分はウマ娘の数値を信じるのをヤメました(正確に言えば1割ほど低く見るようにしました)

余談ですが、自分がこの1年間引いたガチャの★3/SSR(各3.0%)出現率は2.7%となっており、こちらも10%下ブレています
(流石にこれはネタです。ここの数値をイジっていたら万一発覚したときに大問題になりますので…普通に考えればそんな事はやりません)

それでは今回の検証はここまでとなります。
次回(600育成)で一区切りつけて終了となります。最終回はどんな結末になるでしょうか?
よかったらまた読んでいただけると幸いです


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