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髪飾りが好き

私はヘアゴムやヘアピン、もとい髪飾りが好きである。
同志がいればいいのだが。

なんといってもその機能。
ただの伸び縮みする輪っかを、人間の知恵を使い器用にくくりつけると、髪の毛を固定できるのである。なんと面白いのだろうか!?
また、輪っかではない紐タイプも面白い。ぐるぐる巻きつけると輪っかタイプと同じ機能を果たす。
ヘアピンも同じで、特にアメリカピンが面白い。あの針金のような塊が髪の毛を固定してくれる、面白すぎだろ!

また、髪飾りというのは文化の象徴でもある。何を身につけて自分を表現するかという、時代や個人によって変わる文化。民俗学にあるよね、なんかそういう研究。

デデデデ、中川凰蘭のチャームポイントの髪飾り
作中では日によって様々な飾りをつけている

↑上の図のように、作品の中のキャラクターが日によって違う髪飾りを付けてるのも好き。

ちゃおで連載中の「ねこ、はじめました」のチカちゃんはでっかいリボンが特徴的なのだが、毎日違うリボンを付けている。
作品の中では写っていないが、リボンコレクションケースがあるのかなとか、いつから付けるようになったのかとか、そういう変な妄想が膨らむ。

「ねこ、はじめました」野山チカ

また、ルーティンではなく、毎日同じ髪飾りを付けるというキャラクター性もある。私が特に気に入っていたのは「しゅごキャラ!」の日奈森あむ。

左のピンク髪のキャラが日奈森あむ

なんとこの髪飾り、髪の毛を貫通するのである。主張が激しく、なんとしてもバッテンが画面に映り込む。
ペラペラの紙のようになっている時もあれば、立体的になっている時もある、なんとも不思議な髪飾りである。こういうのが、面白いんだよな…

そんな私は100円ショップに行くとほぼ必ず髪飾りコーナーに行ってしまう。百均は可愛い髪飾りの宝庫だ。安いし…
かといって自分で付けるのが似合うわけじゃない。髪の毛はそんなに長くないし、子供用のデザインのものはちょっと勇気が出ない。
なのでそんな時はドールに身につけさせている。ヘアゴムはちょっと無理だけど(ウィッグだから)、小さいヘアクリップなどはマストアイテムだ。

昔からこんな人間なのである。この歳になって真面目に二次元になりたいと常に思っている。
それに近づくにはやはり、毎日同じヘアアクセサリーを付けるか毎日ルーティンで違う髪飾りを付ける他ないのである。
そうすればいずれ私の周りの磁場の次元がゆがんで行き、ホモサピエンスを卒業して人間に擬態したナニカとして二次元に生きていけるのだ…永遠に……

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