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リノベーション備忘録 その1(解体が始まるまで)

昨年、築45年の住宅をリノベーションしました。
とても満足しています。
しかし、そこまでたどり着くにはにはいろいろと悩み、考え、検討しました。
これから、リノベーションする方、リノベーションを考えている方に少しでもお役に立てればと備忘録を残しておきます。
※うちのは柱や壁だけを残して、間取りも変えたのでリフォームではなくリノベーションというそうです。


なぜリノベーションすることになったのか

いつかは家を建て替えたい!と漠然と思っていました。
そのうちに、築年数が経過していろいろと不具合が出てきました。
主なこととして、廊下の床材がめくれてきたこと、窓の隙間風がひどくなってきて、真剣に考えないといけない時期となりました。

頭の中には、建替え=新築 しかありませんでした。
築45年の住宅を、直す=リノベーション という発想がなかったのです。
建替えを検討し、数社のハウスメーカーを訪れましたが、取り壊し費用もかかり、予算的に合わず、あきらめかけていました。
そんな時、新聞で「古い住宅をリフォーム(リノベーション)」の広告を見て、
リノベーションできるかも、と相談にいき、リノベーションすることとなったのです。

リノベーションで力点を入れたポイント

今回のリノベーションで重視したことは、
1 断熱性を高めること
2 耐震性を高めること
大きくはこの2点だ。
家族が快適に、安全に暮らしていくこと、が最重要項目だった。
それに付随して、エネルギー効率がよく環境にやさしいこと、も考慮したものの主眼はやはり快適性と安全性だった。

業者を決めたポイント

リノベーションの話を聞いた業者は4社。
どの業者も、契約するまでは詳細な見積もりは出してこない。
1業者は床下とかの点検に費用がかかり、詳細見積もりまでに約50万円必要だったので見切った。
残った3社は迷った。
決め手はこちらの要求を聞いてもらえそうなことでした。断熱性、耐震性を重視したいこちらの意見をちゃんと聞いてくれそうでした。
他の業者も悪くはなかったのですが、1社は断熱性をゴリ押ししてくる感じ、もう1社はネットでの評判がいまいちだったこともあり、要求をよく聞いてくれる業者に決めました。

不動産登記してなかった!

驚いたことに親名義の住宅は未登記だったのです。
毎年、固定資産税は支払っていたので、まさか登記してないとは夢にも思いませんでした。
登記しないとどんな影響があるのだろうか?
今まで何も不都合を感じなかったので、大きな不都合はないのかもしれません。
今回、相続の時に影響があるのではと考えたこと、太陽光発電の売電手続きの事業計画認定申請に登記が必須であることから、今回登記しました。

登記手続きはネットで個人でもできる、との書き込みもありましたが、図面を書いたり、時間がかかると思ったので、土地家屋調査士に依頼しました。丁寧に対応していただいたので、依頼してよかったなと思っています。

リノベーション後、3か月暮らしてみて、とても快適で満足しています。リノベーションにしたこと、業者選びと初めての経験でしたが、うまくいったと思っています。

次回はリノベーション内容についてです。

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