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つながるコース名物「朝会」を楽しむプレゼンの達人 みっちのおはなし

探究学舎の隠れたコース「つながるコース」(月額2,000円)

つながるコースでは、週に1回1時間の「ホームルーム」と好きなことでつながる「プロジェクト」でたくさんの子どもたちがつながっています。

「ホームルーム」では毎週同じ時間に同じメンバーで集まり、最近あったことを共有しあったり、一緒にゲームを楽しんだり、時に一緒に料理や実験をしたり、時に一緒に運動会でやったことのあるソーラン節をみんなで踊ったりと様々なことをしています。

「プロジェクト」では、鉄道やマイクラ、スプラ、歴史など好きなことで繋がっていて、クイズ大会やビブリオ大会、歴史飯作り、辞書引きなど様々な活動をしており、その中でも特に今は、朝会プロジェクトが盛り上がっています。

今日は、そんなつながるコースのホームルームや朝会を存分に楽しんでいる「みっち」のストーリーをお届けしたいと思います。


つながるコースに入ろうと思ったわけ

「みっち」は「朝会」のプレゼン大会で初めて2度の優勝を果たしたプレゼン名人です。大人顔負けのスライド作成と発表の際の豊かな表現力で聞く人を魅了します。

※みっちの発表の様子はこちら(2023/8月)
※みっちの発表の様子は
こちら(2024/4月)

そんな「みっち」がつながるコースに入ったきっかけやホームルームのこと、朝会のことなど、つながるコースにまつわるエピソードを紹介したいと思います。

みっちが探究学舎のオンライン授業を始めたのは2022年3月、つながるコースに参加するようになったのは2023年2月からでした。

つながるコースに参加したきっかけは三鷹の教室での「探究スペシャル」へ参加した際に、隣に座っていたお母さんから、「オンラインのホームルームと部活動があって、好きなことが同じ子と繋がれるからいいよ」と紹介してもらったからでした。

みっちは歴史が大好きで話し相手が欲しかったけど、深く話せる友達が周りにいなくて、歴史好きの友達が欲しいとずっと思っていたそうです。
そんな中で聞いたつながるコース、すぐに問い合わせをして参加するようになりました。

ホームルームではどんなことしてる?

実際にホームルームをスタートしてみて、
「毎週めっちゃ楽しかった!歴史について話せる友達ができたことが何より嬉しかった!」
とみっちは目をキラキラしながら教えてくれました。

普段のホームルームでは、人狼や伝言ゲームなど、オンラインでみんなでできるゲームをしたり、様々なテーマを扱いながら雑談などを楽しんでいます。
今までやったホームルームの企画で印象的だったのは、それぞれ子どもたちがデザインした文字やイラストを使って、オリジナルの商品(Tシャツや帽子など)を作成して販売したこと。
構想から実際に販売をするまでに、何度も話し合いが難航したりして、最初に話が出てから販売まで、なんと半年以上もかかったそうです。

毎週のホームルームでは、そんな色々なことを楽しんでいる中で、今、ホームルーム以外でつながるコースで一番楽しいことは?と尋ねると、「なんといっても朝会!」と即答でのお返事が返ってきました。

「朝会」に参加するようになって・・・

朝会とは、2020年の夏休みから開催している会で、長期休みで寝坊したりダラダラしたりしがちな朝、ピシッと起きること、地理を楽しく学ぶことを目的としている会です。

朝会に参加したきっかけは、オンライン授業の深海編で「ふいじゃん※」が好きになって、東海大のイベントで初めて会ったからだそうです。

※「ふいじゃん」は現役の地理講師で、現在大阪公立大学大学院にて地理学を第一線で研究している地理のスペシャリスト!朝会のファシリテーターをしています。

最初に参加した朝会では発表はしなかったそう。
なぜなら「いきくん※」の発表を見て、発表もいいかもと思ってはみたものの、いきくんの発表が探究の先生みたいにすごくて、最初は無理・・・と思ってしまったとのことです。

※いきくんも朝会プレゼン大会の優勝経験者!今は、子ども発信のお出かけ企画の主要メンバーとして様々な地域の驚きと発見を伝える企画を発案、実行しています。そんないきくんたち、子ども発信お出かけ企画のストーリーはまた後日、公開します。

最初は発表することに尻込みしていたものの、2023年5月にお友達の「熊本城と防災」の発表を見て自分もやってみたい!と思い、チャレンジ!
2023年夏に初めて朝会プレゼン大会(ご当地バトル)に参加して、いきなり表彰台に乗った時には、夢の様だったと語ってくれました。

みっちはどうやってスライド作成をしているの?

いきなり表彰台に乗ったみっちーですが、
一体どんな風にスライドを作っているのでしょうか・・・?
聞いてみたところ、最初はスライドではなく、紙でまとめていて、とても大変だったと教えてくれました。なぜなら、みっちは書くことが昔から好きではなく、地獄の様だったと。

それでも初めて発表をしてみようと思ったら、まずは最初は紙にまとめてみるのがおすすめだそう。まとめることができるようになったらスライドを作ってみるといいよとアドバイスをくれました。

スライド作りは家族と一緒に!
夏休み全部を使って、調べるためにこんにゃくパークに行ったり、家族全員で取り組んだそう。全てを出し尽くした!と言い切れるくらいにのめり込んだそうです。

スライド作りで普段苦労しているところは?というと・・・

豆知識や面白い情報をたくさん入れたくなってしまうけど、全部を入れらないのが大変!
たくさん調べてどう省くか、どう繋げるか、どうまとめるか、が本当にいつも悩んでしまうところで、アニメーションよりもまとめるのがまずはとても大変と語ってくれましたが・・・

これこそ正に、探究学舎の制作チームが授業を作る際にいつもいつも悩んでいること!
みっちは朝会の発表で、授業制作と同じことをやっているのですね!

お父さんは普段からみっちの様子を見ていて、思ったことを率直に伝えているそうです。
どの話を盛り込むかで喧嘩になることもしばしば!
でも、みっちの発表したいっていう気持ちがぶれないので、最終的にはみっちの意見が通るそうです。
家族が対等に意見を出し合う!一緒になって探究を楽しんでいて、みっち自身の気持ちを整理するのに1人ではないというのもまたいいのかもしれないですね!

また、みっちの発表を見たことがある方はご存知かもしれませんが、表現力豊かなのがとても印象的なみっち。何に気をつけて発表しているのかが気になるところですが、本人曰く、1年生でもわかるように解説してみようと思った結果、劇みたいになったんだそうです。

そんなみっちが目指しているもの!
それは、歴史好きの大人たちが歴史のプレゼンする「レキシズル」
https://www.rekisizzle.com/about_presen.php
歴史好きの大人たちが真剣に歴史のプレゼンをしているのがすごく楽しく、そこに出るのが夢だそうです!
みっちが大人に紛れてプレゼンする姿、見てみたいですね!

つながるコースでの1番の思い出は?

そんなつながるコースのホームルームも朝会も存分に楽しんでいるみっちに
つながるコースでの一番の思い出は?と質問したところ、
朝会で知り合ったお友達とお泊まりをする仲になったこと!と教えてくれました。

2023年夏の朝会でちひろくんが梨の発表したのをみて、お互い感想を伝えたりのやり取りをするようになり、美味しそうな梨!食べてみたい!と言ったところ、なんと家に送ってきてくれたそう!

お礼に焼きまんじゅうをお返ししたりして、そこからとっても仲良くなって、2023年12月に家族旅行で愛知に行き、ちひろくんと合流して一緒に観光したり、そしてなんと家に泊めてもらったりしたそうです!
一緒にお抹茶立てて飲んだり・・・今は同じ授業が多く、授業中にzoomでサインを送り合ったりして繋がりを楽しんでいるそうです。
今度はちひろくんがみっちーの家に来てくれるようにと考えていて、家族ぐるみで仲良くしています。なんとも素敵な出会いと関係性ですね!

こんな感じで、みっちはホームルーム、朝会、新しいお友達との思い出など、つながるコースで本当に様々な経験を積んでいます。

ズバリ!つながるコースの魅力は?

そんなみっちにズバリ!つながるコースの魅力は?と聞いてみると以下の3つをあげてくれました!

・自分を表現できる(自分の話を聞いてくれて興味も広がるから)
・友達ができる。興味の合う友達ができる。
・毎週ホームルームで会えるのが楽しいし嬉しい!

つながるコースについてお父さんにも聞いてみました。

今はすごく充実しています。と語る一方で、最初は不安だらけだったとのこと・・・

前々から居場所みたいなところがあるといいなと思って参加したものの、最初はホームルームは雑談だけで何やってるのかな?と思っていて、よく分からなかったそう。

みっち自身が会話も上手じゃないからハラハラして、話の途中で割り込んだりとかしてしまっていました。
側から見ていて、楽しんでいるのかも不安でした、とのこと。

部活動が楽しいと聞いたものの、ディスコ-ドの見方もわからない・・・
ミーティングがあるのかないのかもわからない。
最初はミーティングに参加してもお客さん状態で行かなくなってしまったこともあったそうです。

でも、基本的には子ども達がやってることだから、難しいときもある!と待つ姿勢を取ってくださっていたとのこと。
でも段々とみっちがZoomでのコミュニケーションも時間はかかったものの慣れてきたり・・・と変化が現れるようになったそう。

本格的に楽しめてると思えるようになったのは、イベントや朝会に参加するようになってから。

たまにくるお誘いが楽しく、上野の国立科学博物館に行ったり、横浜の中華街に行ったり、お出かけ企画にも参加するようになって、色々なお友達やスタッフとリアルに会えるようになってから、ガラッと変わってきました。

つながるコースを始めて、まず、学びの幅がグッと広がりました。歴史以外にも地理にハマるようになった。
他の子の発表を聞くことで、さらなる興味が広がるきっかけができるようになったのが大きいかもしれません。
また、所属している感じがすごくして、仲間やスタッフを近くに感じる様になったとお父さんは話してくれました。

いかがでしたでしょうか?
みっちとみっちのお父さんのお話を聞いて、私たちスタッフも色々と考えさせられるところもありました。
私たちとしても、みっちやお父さんが最初に抱えた不安や心配がなくなるように、もっともっと体制を整えていきたいと強く思うと共に、リアルで会える機会ってとても大切だなと、改めて感じました。

これから、三鷹の教室でのリアルイベント、お出かけなど、もっともっと「つながれる」ような機会も増やしていきつつ、普段はオンラインでもたくさんの「つながり」を作っていけるようにしていきたいと思っています。

つながるコースでは、年に2回、オンラインにて新年会と夏祭りのイベントを行なっています。探究学舎の広げるコース・深めるコースをご受講の皆様にはご案内をお送りしますので、お知らせがきた際には、是非ともご参加くださいね!

「つながるコース」についてご質問等ありましたら、support@tanqgakusha.jpまでお問い合わせください。

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企画・編集・執筆:ちえこ
つながるコースの全体的なサポートをしています。メンターとしても、いつも子どもたちと一緒に交流を深めています。
じっとしているのが苦手でいつも楽しいことを求めて動き回っている大人の多動代表!
関わる全ての子どもたちと保護者の皆様が笑顔で過ごせるようなサポートを心がけています!


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