家族がいるけど、みなしご。
案外、オトナ面してからより、幼い頃の方が、色眼鏡なしに、真実を、感じていたりする。
幼い頃、世間的に何不自由ない家族にいて、下の兄弟を引き連れて、しきりに、みなしご旅ごっこ遊びを、していた。
親のいない、みなしご同士が、旅の途中で出会い、道づれの仲間や家族として、歩みを進めて、食料や宿を分かち合う。
そして、ある時、(ごめんなさい。今まで隠していたけど、私はホントは月からきたの。月に帰ります。今まで、隠していてごめんね。一緒に旅してくれてありがとう)と言うと、旅の道づれ達