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「占術家のためのユング心理学入門」に参加してみた

   冬休みにマギー・ハイドさんの「ユングと占星術」を読んでいた時は この本の勉強会があったら絶対に申し込むのに!と思った。マギーさんは イギリス在住で 言語の違いがあるから難しいかもしれない。でも 鏡さんの単独講義だけでも。 あったら絶対に受けたいと思っていた。


  本の内容が本当に豊かだったので 解説はもとより  この本について 語る場に自分の身を置きたいと思ったのだ。


新装版の発売を記念して 「占術家のためのユング心理学入門」の講座がザッパラスで行われることを知ったのも 本当に偶然だった。2020年の年末に行われた グレートコンジャンクションのイベントでのLINE登録をした。それがまだ 生きていたのだ。


正直に言うと LINEのお友達登録の外し方がわからず 非通知にし放置していただけなのだが それが 幸いした。わたしは 新装版の刊行を知らなかった。申し込み後も マギーさんが本当に 講義をしてくれるのが信じられず 当日ZOOMの画面に ご本人がいらっしゃるのを確認して「マギーさん!」と声をあげて喜んでしまった(当然お知り合いではない💦)。


講座では  マギーさんの言葉を 時折 わかりやすい解説付きで 鏡先生が訳してくれ まったく困らなかった。マギーさんの言葉を今、イギリスと日本と遠く離れてはいて それを画面越しに 聞いている自分が信じられなかった。マギーさんの画面の奥に 心配そうに マギーさんを見つめる コーネリアスさんの姿もほほえましかった。


講座の題名が「占術家のためのユング心理学入門」となっているのも気になっていた。私は西洋占星術が好きなだけだ。まったくもって 趣味の範囲内でたしなんでいる程度で講座に参加しているのが いいのかな、いいのかな、と落ち着かない気分だった。が しかし 始まってみると そんな私でも引け目を感じずに十分に楽しめる内容だった。 安心して 講義に集中できた。


講座の時間が押してしまい マギーさんが用意した内容を全部話せないにもかかわらず 聴講者の質問に応えてくれたのも印象的だった。私はこういうときに頭が働かず 質問ができない。そして 他の方の質問を期待するばかりなのだが  その問答が私自身の気づきになることがとても多い。この日も 私がぜひ マギー先生の回答を聞いてみたい、と思う質問をされた方がいて 鏡先生が丁寧に英訳して聞いてくださった。その答えを聞いて 講座に参加して 本当に良かったと思った。自分が聞きたいことをうまく言語化できずにいたのを 他の参加者の方が代弁してくれた、そんなふうに思った。


講義は2日間に及んだが 2日目は体力が追い付かず 参加が叶わなかった。ここのところの バタバタでまだ 録画視聴も出来ていない。期限があるから早く見なくては、と思っている。


話は戻るが
年の初めに 寝静まったリビングで本を読んでいた時
この本の講義を マギー先生自身から聞けるなんて
想像できなった。



講義までに 本もきちんと読めないだろうし
出席したからと言って 役に立たせる機会もないし
と 参加を迷ったが
勇気を出して 本当に良かった。


ひとりで 本を読んで 妄想した
夢の時間が 目の前に現れて 本当にびっくりした。
それだけで 十分だった。



春のざわざわに 落ち着かない日々も
こんな わくわくが私を支えているなんて
なんて幸せ者なんだろうと思う。





また書きます🌸

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