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#第23番 テンポの示し方〜速度記号&速度標語

お元気ですか?

tanosunです。

本日はテンポ(楽曲の速さ)を示す

「速度記号&速度標語」を学びます。

まず、数字によって示す方法として、

「速度記号」があります。

これは物理的な示し方。

こちらですね。

これは、「♩が1分間に96回演奏される速さ」

を表すようです。

1拍にあたる音符が何回演奏されるか

ということを表しています。

絶対的な基準があるのが速度記号の特徴ですかね。

それに対して言葉でテンポを示すのが

「速度標語」というそうです。
(主にイタリア語)

こちらは心理的な示し方。

こちらは絶対的なものではなく、

演奏者によって多少の違いが出るそうです。

個性が出やすい示し方なのでしょうか。

ちなみに速度標語はテンポだけでなく、

音楽的な内容も暗示できるようです

速度標語の代表的なものは、

【遅い】
Largo=幅広くゆるやかに
Adagio=ゆるやかに
Grave=重々しくゆるやかに
Lento=ゆるやかに
【やや遅い】
Andante=ゆっくり歩くような速さで
Andantino=アンダンテよりやや速く
【中ぐらい】
Moderato=中ぐらいの速さで
【やや速い】
Allegretto=やや速く
【速い】
Allegro=速く
Vivace=活発に速く
Presto=急速に

これだけでも「多い!」と思ったのですが、

yomesun曰く、もっとあるらしいです。


どんどん「表現」に繋がる項目が多くなってきました。

まず、今日学んだ内容を

実際の楽譜を見てみたうえで

より身近に感じてみようと思います。

明日は「速度標語に添えるもの」を学びます。

それでは明日もお待ちしております。

#tanosun
#大人のピアノ
#初心者から見るクラシック音楽

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