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昨日はほぼ1日、産農人の実地研修に参加、久々に土と戯れた。第3期生と第4期生総勢9名の生徒たち、入講式では力強い言葉も飛び交ったが実地では意外と弱音も聞こえたりとリアルな実地の景色が見れた。

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午前中はトマトのお世話。夏日となった昨日、ハウスの中はなかなか暑い!本格的実地研修の初日にはかなり過酷な状況だった。3年生は2年生の指導役、入講式での2年生のしっかりとしたコメントに刺激されたのか、きっちりと指導役を担っていた。

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一昨日の朝日新聞神奈川版にデカデカと産農人の取り組みが掲載された。「経営視点で農業学ぶ」実際に苗付けから世話、収穫までと自らの手で育てた野菜たちを、食品加工において商品開発し、マーケティング等を学び自ら製造し売っていく。もちろん、販売促進、レシピ管理、販売まで全て自らで行う。

朝日新聞掲載リンクはこちら

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まずは土から第一歩。こんな原点からスタートできるなんてこのプロジェクトはなかなか素晴らしい取り組みだと実際現場で生徒たちと共に感じた。このトマトが育ち、収穫し、商品となる。どこで売られるのか?どんなお客様が買ってくれるのか?まだ緑のトマトの時から品物に触れ、育て、収穫まで携わり、最終地点ゴールを想像しながら素材の歩みを確認できる。深い深い思いの入った商品ができるに違いない。

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午後はオクラの種まき、土の意味、マルチを敷く意味、トンネルを造る意味を聞きながら手を動かしていく。

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大地にひざまづきながら、作業を行う。そうひざまづき大地に感謝を伝えながら。→これは前に農家さんから聞いた言葉。この体制が農作業には体を壊さない体制だと、、、大地への感謝が自然と体をも守ってくれる。こんな言葉こそが「売る」場面に必要なワードともなってくる。

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次回の授業からは、3グループに分かれて、鈴也ファーム(農作業)永島農園(ハウス栽培とコンポスト)横須賀セントラルキッチン(食品加工とマーケティング)とそれぞれ行われていく。何が生まれるか?商品以外にさまざまな取り組みや、気持ちが生まれるのも産農人の醍醐味である。

三浦半島を「農」と「食」の最先端発信地となるように、そして「食」と「農」のアカデミアとなるように、若い世代が動き出した。


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