「水溜りボンド」から見る信者産業の落とし穴
全くと行っていいほど、ファンのコメントにトークの[どこどこがこうだから面白い]というコメントが無い。
下の画像は20191222の動画のコメントです。:【1時間作業用】トミカンによるお喋りべりべりコーナー!!
下の画像は20181215の動画のコメントです。: 【1時間30分作業用】トミーとカンタののんびりトーク詰め合わせ!
全くと行っていいほど、ファンのコメントにトークの[どこどこがこうだから面白い]というコメントが無い。ただし、"ファンからしたら"好きなYoutuberの家族の話だから需要がある。
【本記事はここからスタート】
・天狗になってる
・ラジオがつまらない
「水溜りボンド」の炎上で上のようなコメントを見て、記事にしようと思いました。※ちなみ私はアンチでもなく、炎上そのものに興味ありません。
※大前提として、以下の仮説のもと記事を書きます。
・彼らが以前よりは天狗になっている
・彼らのラジオは他のANNと比べてつまらない
【Youtuberの成功=ファンをつける】
どんな業種にしろファンを付けることは大事です。その中でも「Youtuberはファンの重要性が非常に高い」と感じています。
※特に好感度がウリの場合。
そして、今はどうあれ、「水ボンはファンを大量にゲットしたYoutuber」と言えるでしょう。
【ファンが増えたあと】
ファンが増えてくると、ある種の動画のウケがよくなります。
・Youtuber同士がワチャワチャする
・Youtuberの雑談(食べながらとか)
これは、面白い企画以外のものでも稼げてしまうモードに突入することを意味します。
【面白くなくても高評価】
ファンが付けば、動画の企画が微妙でも評価するファンが出てきます。
ファンを抱えるYouTuberのコメント欄
・〇〇カッコいい
・〇〇カワイイ
・〇〇仲良くていいね
などなど
これで、察してくれると思いますが…「動画そのものの面白さがなくても、ファンは褒めてくれる」のです。
【ラジオの評価】
「水溜りボンド」のANNのある動画のコメント欄を見てみたのですが…
「トークのどこが良かった」というコメントが少なく
『格好・雰囲気どうこう』というコメントが目立ってました。
つまり、『ファン自身の手で水ボンのトークの聞き所のなさを証明』してるという皮肉な状態になっています。
【ファンの声で勘違い】
「高評価の声あるし、俺らスゴイ?」
「俺たちって芸人くらい面白いんじゃね?」
「やっぱり、俺たちトーク力あるなあ。」
ANNの前から「水溜りボンド」はラジオっぽい動画を出していたと思います。そして、それを聞いてるのはファンがほとんどなのですから、ファンが褒めるのであって、話そのものが面白いとは限らないのです。
これは金持ち系Youtuberヒカルでさえ
「プロの芸人の方がYoutuberより絶対おもしろい、しょせん俺らは素人。」
みたいなことを言っていた記憶があります。
調子に乗りそうなキャラのヒカルも「トークの面白さに関しては謙虚」な部分は持っていました。
しかし、炎上後のコメント見る限り「水溜りボンドの二人は、どんどん勘違いしていっているのでは?」と思ってしまいました。
【日本は無宗教ゆえ信者産業は必要】
私は信者産業を否定してるわけではありません。アイドルとかVtuberが人気なのも悪いことと思ってません。
そもそも、
「日本は無宗教ゆえに、すがり付くモノがない」。
そのため、「指針・信念などがなく不安な人」のにとっての拠り所が、「何かのファンになり宗教的に盲信」することであると思います。
【勘違いに気を付けろ!】
信者産業を否定してはいませんが、
「ファンに盲目的に褒められるクリエイターは、プロ並みに面白いと勘違いするな!」
と言いたいです。
発信者側がファンを持つ
→ファンが盲目的に称賛
→発信者が勘違い
→思考停止
結論、
オダテられて調子に乗るのは危険!
余談:ANNじゃなくて、「☆水溜りボンド&ファンの触れ合いラジオ☆」みたいなタイトルでラジオをやってたら、こんなに「つまらない」とかdisられなかったと思います。
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