「彼氏なんていらない」と思っていた発達障害女だけど同棲することにした
先日、ある男性に同棲しようと言われた。会った回数は4回、体の関係はまだない。どうでもいい女性とさすがに同棲までは考えられないだろうから、実質的に告白されたと言ってもいいだろう。
この私のツイートが想像以上に伸びて驚いている。これを機にフォロワーも増え、noteの記事もかなりたくさんの方に読んでいただけてありがたい限りである。
彼氏いない歴=年齢の非モテ発達障害女が理解ある彼くんをGETできた理由
私は決してモテる方ではない。29年間彼氏ができたことがなく、告白されたことも1度もなかった。
そんな私でも彼氏ができた理由は、男性との出会いの数を増やした上で自分から誘ったこと。
まず、マッチングアプリや婚活パーティー云々を利用してとりあえず300人近くの男性と会った。とりあえず数を撃てば、世の中の男性のレベル感がうっすらと分かってくる。
イケメンはいても自分の好みとマッチするかは別の話だ。数を撃ってもなかなか理想のイケメンが見つからず、自分のストライクゾーンの狭さを自覚し始め、とりあえず少しでも気になった男性は誘ってみようかなと自分のスタンスを改めようとしていた頃だった。
そのタイミングで出会ったのが彼だった。彼は会ったその日に私から食事に誘った。その時点で彼の詳しい経歴などは知らなかったが、やり手っぽい男性だと思って誘ってみたら、実際に高学歴でかなり優秀な経歴の方だった。我ながら見る目があったと思う。
今の所は体の関係もないし、あざとい恋愛テクニック的なことは何もしていない。強いて言えば、会社を辞めようと悩んでいる彼の相談を真面目に聞いて長めのラインを送ったくらいだ。
あまりにもあっさり彼氏ができたので、正直、彼氏ができなかったこれまでの方が異常だったくらいに思っている。
自己分析の限りでは、私にこれまで彼氏ができなかった理由は
・外見がブスすぎた
・「自然な出会い」では魅力が半減する性質を持っていた
・その上で異性と出会うための行動が足りなかった
の3点である。
合コンや大学のサークルなど、いかにも若者向けの出会い方が私にはてんで向かなかった。私は第一印象はどうしてもお堅い人に見られやすく、雰囲気や話し方がそういう場のノリにどうしてもマッチしないようだ。
発達障害の女性は、エキセントリックな言動から「女の子じゃなくて宇宙人」「こいつと付き合っていると思われたら恥ずかしい」と思われてしまうようなゲテモノキャラに陥りがちなので、学校や職場などで自然な出会いを待つよりも、システマティックな出会いの場の方が向いていると私は思う。
マッチングアプリや婚活パーティーなどは、ヤリモクも多く男性の質はまちまちだが、とりあえず外見さえ最低基準をクリアすれば関係を進められて、集団内の立場の悪さがバレないのがメリットだ。マッチングアプリなら趣味嗜好が合う人をピンポイントに狙うこともできる。自然な出会いを待っていても、明るくて可愛い万人受けする子にはまず勝てない。
それなりに多くの男性と会ったが、そこまで苦ではなかった。大学生の頃は待ち合わせ場所に相手が現れない、写真を送った途端に音信不通など残念な経験が多かったが、少しは外見がマシになったので女子大生の頃ほど冷遇は受けなかったし、それなりにチヤホヤしてもらえた。女性は外見さえ並なら、数を撃てば簡単に彼氏ができるのは本当だと思う。
乗るしかない。このビッグウェーブに
正直、幸せになれる自信はない。同棲によってADHDの片付けられない病が露呈してあっさり愛想を尽かされるかもしれないし、発達障害を正式に診断されていることがバレたら彼の両親にも反対されるだろう。
矛盾しているように見えるだろうが、この記事で書いた私の考えはいまだに変わらない。発達障害の女性は彼氏ができて結婚したとしても幸せになるのは至難の業だと思っている。
それでも彼との関係を続ける理由は、ちゃんとした男性が自分に好意を示してくれているのに、わざわざ断る理由がないからだ。幸せになれる自信はないが、今後1人で生きていく人生にも希望がない。
そもそも、理解ある彼くんが欲しいとも思えなかったのにこういう活動を始めたのは、これまでモテなかったコンプレックスをチャラにしたいという思いからだった。正直イケメンかパパ活狙いだったが、予想外にも真面目にお付き合いすることとなった。
もし結婚となれば、自然と子どもの話も出てくるだろう。正直子どもが欲しいとは思えないが、結婚となれば子どもを産まないと申し訳ないと思う。彼は頭が良くて優秀だし、私は発達障害だが知能は悪くないので、できれば彼に似て自立した社会生活を送れる能力のある子どもが生まれてきてくれることを祈る。
できれば産みたくはないが、彼とあっさり別れてしまう可能性もあるので、それは今考えても仕方のないことである。その時はその時だ。
とにかく成り行きに任せて、行けるところまで行こうと思っている。
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