【セフレ沼へようこそ】彼氏いない歴=年齢の陰キャアラサー女に理想のセフレができた
先日、ものすごく好みのタイプの男性と出会い、とりあえずセフレになることができた。
会って2回目で体の関係になり、その後数回会っている。
見た目は好みだし高収入の職にも就いていて、確実にモテていると思う。自分には釣り合わないレベルの方だ。コミュニケーションの取り方で合わない部分も見えてきて、これ以上の関係になるのは多分無理だろうと思う。
それでも、やはり1番の女になって大切にされたいという気持ちが生まれてきてしまった。自分が結婚にまったく向かない女だと分かっていても、1番になりたいと思ってしまうのだ。
最初に会った時より自然な笑顔が増えたとか、キスの回数が増えたとか、無理だとは分かっていても、ちょっとしたことで希望を見出すのをやめられない。彼が会ってくれる以上、本当に良いと思ってくれている可能性もゼロではないはずだ。
自分のタイプの男性と関係を持てたことで、1番若くて可愛いはずの大学時代にまったくモテなかったことや、24歳の時に職場の40代男性と"お似合い”と言われたことなど、過去の苦い思い出をすべてリセットできた気になっている。
まったくモテなかった過去の私からすれば、好みのタイプの人と関係を持てただけで夢のような話なのだ。
しかし現実は、29歳にもなってまともに男性と付き合えたことがなく、結婚が当たり前の時期にセフレになれただけで喜んでいるとは、相当痛い女である。普通の女性より10年遅い。完全に周回遅れの人生をやっている。
それでも、冷静になればなるほど結婚しても幸せになれる道が見えない。最初は良くても家事育児の能力が低い私はそのうち愛想を尽かされるだろうし、発達障害が遺伝した出来損ないの子供が幸せに生涯をまっとうできる確率は極めて低い。
そうなると、結婚に向けて身の丈に合った相手を真面目に探す意味がなくなる。高望み男性のセフレになって遊んでもらうか、金に変えるかした方がよっぽど有意義に思える。
肥大したコンプレックスを埋めるように、彼の存在が私の中で膨らんでいるのが分かる。彼に飽きられて切られたら、心に大きな穴が空いてマジで死ぬんじゃないかくらいの気がする。
彼1人に依存しないよう、今後も好みの男性を探す活動を続けるのと、パパ活の手も広げていきたいと思う。
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