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ベイルート961時間

この本は作家関口涼子さんが内戦、爆発事故のカタストロフの間にベイルートに滞在し食文化を通してベイルート、レバノンという国に迫る料理本。フランス語で書かれたものを本人によって翻訳された。

料理本と言ってもレシピ本ではない。味覚だけでなく匂い、食感五感を使って食だけでなく、街を人々の横顔を探る。

この街が色々な矛盾が存在している不思議な街だど思った。内戦があるが治安が良い。貧富の差があっても誰もが優しい。
この国も、沢山の人が国を後にし、沢山の人が外から移民してきている。そんな事も食文化から感じ取れる。

なぜかわからないけど、行ったこともないのに懐かしさ、郷愁を呼んでいて感じてしまう。

いつか機会があればレバノン料理を食べてみたい。

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