奈良県桜井市を訪ねました

桜井市の三十八柱神社を参拝した時に、万葉歌碑がありまして、そこからインスピレーションを受けて作成した動画です。

万葉集をボーカロイドで歌っています。
日本の土地は言葉を持っています。そして今でも歌によって同じ気持ちを共有することができます。
掛け言葉である隠口(こもりく)、そして三輪山をさしたと思われる泊瀬(はつせ)は山間の静かな場所、神聖な場所であったようです。
現在の桜井市にあたります、画像の写真も秋に桜井市近辺で撮影したものです。

今回はボーカロイドと人形のコラボです。
音楽はエボークビュージックを使用しています。

1400 years old Japanese poetry, Manyoshu.


万葉集1592
しかとあらぬ五百代小田を刈り乱り田廬に居れば都し思ほゆ
(小規模な田んぼの刈り取りをして、仮の小屋にいると都が懐かしく思われる)意訳めー
Spending time in the hut after harvesting reminds me of the colorful town of my hometown.
收获后在小屋里度过的时光让我想起了家乡的多彩小镇.
Passer du temps dans la cabane après la récolte me rappelle la ville colorée de ma ville natale.

万葉集1593
隠口の泊瀬の山は色づきぬ時雨の雨は降りにけらしも
(泊瀬の山は色づき始めた、時雨の雨が降ったからだろう)意訳めー
The sacred mountain began to turn colors in autumn, probably because of the drizzle of rain.
神山在秋天开始变色,大概是因为蒙蒙细雨的缘故
La montagne sacrée a commencé à changer de couleur en automne, probablement à cause du crachin de pluie.

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