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ChatGPT macOSアプリを試してみる

さきほど確認したところ、ChatGPTのmacOSアプリが使えるようになっていたので、早速インストールしてみました。現時点では、先日紹介された全ての機能は提供されていませんが、段階的にロールアウトされることでしょう。
また、ブラウザ版で提供されている一部の機能がアプリでは使用できないことも確認しました。例えば、画像の一部修正はアプリからはできないようで、画像を選択するとmacのクイックルックで開いてしまいます。

早期アクセス版です。

https://help.openai.com/en/articles/9275200-using-the-chatgpt-macos-app

システム要件としては、macOS 14とApple Silicon(M1以上)となっています。

インストール手順

上記案内が表示された方は、ダウンロードする、を押すことでダウンロードできます。

safariからダウンロード中…

このdmgファイルを実行すると、以下の画面のようになるので、見ての通り「ChatGPT.app」を「Applications」にドラッグ&ドロップするだけです。簡単ですね。

 
初回起動時はおそらく上記のようなメッセージが表示されます。
「開く」を押せばOKです。

後はログインを進めていけば使えます。

できること

2024/05/24時点で確認できることになります。

ランチャー機能

optionキーとspaceキーを押すことで、作業中にもChatGPTを呼び出すことができます。

ショートカットは変更可能です。
ランチャーを呼び出した例。

現状便利なのは、スクリーンショットを撮る、くらいでしょうか。
それ以外は、ブラウザ版と大差ないです。
また、先日公開された「Google Drive」や「OneDrive」との同期(アップロード等)はこのアプリから直接の操作できないようです。
※macでそれらのクラウドサービスとファイルの同期を行っていれば、finderから選択してアップロードはできます。

補足:設定

アプリケーションの左下、自分の名前が表示されているところから、設定に入ることができます。

いろいろ設定を変えることができます。
ちなみに「ChatGPTを常に手前に表示」にチェックを入れるとこの設定すら裏に回ります。
仕様なのか、バグなのか…

また、スクリーンショットをこのアプリで使用するためには、macOS側の設定変更も必要です。
設定→プライバシーとセキュリティ→画面収録とシステムオーディオ録音、からChatGPTをONにします。

ちょっと手間ですね。

その他特徴

チャットであれば、ブラウザ版のChatGPT同様使うことができます。

最新事情を把握しています。

補足的にメモリ使用量ですが、かなり軽量ですね。これからアップデートで重くなる可能性はありますが、M1以降のチップであれば、現状問題にはなりませんね。

起動した直後くらい。参考程度です。
やり取りを重ねると、増えていきます。

なお、返答にある「オフライン機能」についてはよくわかりません。現状、一度取得したログであれば通信不要で遡って確認できるので、それを指している可能性があります。
また、将来的に小規模なローカル環境で動くLLMを搭載してくる可能性もありますが、前者の意味合いで言っているのでしょう。

オフラインでもログは確認できます。アラートは表示されますが。
当然と言えば当然ですが、オフラインではやはり使えません。

音声チャット

現時点では従来の仕様です。

左から右へ。
下記の理由により、skyが選べなくなりましたが、機能は従来通りです。

新しい音声モードについては案内に留まっています。

まとめ

ChatGPTのmacOSアプリは、早期アクセス版としての公開であり、今後のアップデートによりさらなる機能追加や改善が期待されます。現在の機能はブラウザ版と大きくは異なりませんが、ネイティブアプリならではの利便性を活かして、ユーザーの作業効率を向上させるツールとして成長していくことを期待します!


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