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ChatGPTを使って初めてChrome拡張機能を作ってみた
ChatGPTと対話をしながら、初めてChrome拡張機能を作成してみました。
機能としては、自分のAPIキーを設定して、プロンプトを投げて返答を得るだけのシンプルなものです。
ほぼ未経験でも2時間くらいでできます。
以下でソースコードを公開しています。ソースコードはライセンスのもとでご自由にどうぞ。
ただ、GitHubアカウントも初めて作成したので、何かを間違えているかも知れません。
機能
以下に簡単にインストール方法と使い方を記載します。興味がありましたらどうぞ。
一応、公開しているコードを見てもらっても分かりますが、第三者に内容が送信されることはありません。
インストール方法
使う場合、今のところChrome拡張機能のストアでは公開していないため、以下の手順でインストールする必要があります。
1.ローカルディレクトリにファイルを展開する
任意の場所にダウンロードしたファイルを置きます。
ダンロードはCode→Download zip で可能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1684515147562-XqdlwC10tX.png?width=800)
2.chrome→その他のツール→拡張機能→デベロッパーモードをONにします。
![](https://assets.st-note.com/img/1684512175229-dTlK4tadx5.png)
3.「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」から、さきほどダウンロードしたファイルの入っているフォルダを指定します。
![](https://assets.st-note.com/img/1684512286550-OXn8JzLgp4.png)
4.すると、以下のような拡張機能が読み込まれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1684512464990-7UAlgfBN4J.png)
使い方
1.オプションからAPIキーを設定します。
![](https://assets.st-note.com/img/1684512879786-wZj8kjQNe4.png)
以下の画面が開きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1684512948361-GpELRBtrPv.png)
2.拡張機能をクリックします。以下のように入力出来る枠が出るため、ここに送信したい内容を入れます。入れ終わったら送信を押します。
![](https://assets.st-note.com/img/1684513534181-FL0kd7Cr2I.png)
3.数秒~十数秒待つと返答があります。
これ以上待っても返事が無い場合、APIキーが誤っている可能性があります。または、ChatGPT側のサーバエラーです。
ここ上何がエラーかは示してくれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1684513634894-rhp5PbDM15.png)
返答はカーソルで選択してコピーもできます。
機能としてはとてもショボいので、ちょっとずつ勉強がてら増やしていきたいですね。
APIキーの取得方法
上記のページにアクセスします。
ログインを行うと、以下のようなページに遷移します。
![](https://assets.st-note.com/img/1684513130140-lnN1REMufI.png?width=800)
Creaet new secret keyを押して、適当な名前を入れてKEYが作成されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1684513215842-98eSTxkonM.png?width=800)
ここで作成されたキーは誰かに見られることが無いように管理しましょう。尚、この拡張機能に保存した場合、それは各ローカル環境にのみ保存されます。(ChatGPT側とローカル環境との通信でしか使いません。)
使用料は左側のメニューからUsageを選択すると確認できます。
かなり無料枠がありますので、よほど大量にリクエストを送信しない限り、大丈夫そうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1684513417277-PV1A1sz3iq.png?width=800)
ChatGPTとのやりとり
あまりに長いのでざっくり流れを紹介しますが、初めはGoogle Colabで動作するものを作ってもらいました。(プロトタイプ)
今度はその流れから、chrome拡張機能を作成してもらいました。
実際に動かしながら、APIキーを直接コードに書いてしまっている所などを指摘して、修正を加えながら作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1684514629228-MVL6t5wf7e.png?width=800)
まとめ
よく分からなくても、やってほしいことを言葉で伝えるだけでコーディングできるのは強いですね。
勿論、依頼する側がさながらレビューアにならないといけないわけで、ある程度の知識は必要なのかなとは思います。
特にセキュアな実装をする場合は、より確かな知識は必要ですね。
あと、変な質問をしても「はぁ?」と絶対返されないのは、精神衛生的にも良いですね。
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