今更のような気がしますが、折角作ったので記事にします。
以下に紹介するプロンプトを使うと、下記の画像のように議事録を作ってくれます。
ちょっとした工夫として、参加者の発言の割合も表示するようにしています。これは後々会議の質の分析にも活用できます。
プロンプト
以下がプロンプトです。
発言内容(参考)
約1000字のディスカッションの内容は以下です。
ChatGPTに作ってもらった架空のサンプルです。尚、上記のプロンプトを実行する際にはセッションは新しいものにしています。(サンプルを作ってもらったセッションとは別)
GPT-4であれば25,000字が扱えるので、これの約25倍になっても大丈夫そうです。
上記プロンプトの「~ここに会議内容をペタッと貼る~」に上書き、貼り付けます。
分析をお願いする
参加者の発言の割合について
今回、発言の割合を参加者毎に示してもらいましたが、三郎の発言が他の方よりも低くなっています。これを分析してもらいます。
結果として無駄な参加ではなかったことも分かります。
これは長い会議であればあるほど有効だと思います。
不必要な参加を抑制し、無駄を省くことができそうですね。
会議自体の質について
15分という時間での会議でしたが、その質も評価してくれます。
確かに各役割や課題が明確になった、希に見る良い会議だったと思います。
そして、確かに開催時間15分は短いですね。
短いがゆえに結局次回持ち越しになってしまいましたし、もう少し広く意見を募ることも出来たのかな、という反省ができます。
Excelに書き出す(おまけ)
会社や組織によりますが、議事録をExcelに変換する需要もあると思います。
現状そのままExcelに送ることは出来ませんが、csv形式にしてくれます。
下記の例では、Excel2019を使用しています。
作ってもらったものをコピーしてメモ帳に貼り付けます。
保存する際には、「<任意の名前>.csv」とします。(.txtでもOK)
Excelを立ち上げて、データタブ→ファイルから→テキストまたはCSVから を選択します。
次に読み込むファイルを選択しますが、文字化けしている場合は文字コードがうまく認識できていないので、例えば日本語シフトJISとなっている所を、UTF-8にしてみたりします。
後は「読み込み」、を押せば以下のように作成してくれます。
まとめ
MSのコパイロットや、その他いろいろサービスはあります。
場合によってはそれらを使った方が効率よくまとめてくれます。
ですがプロンプト(文章)ベースで自由に組めるメリットから、まだまだこういう使い方も出来るのではと思います。
特にまとめてもらった流れで分析が色々できるので、可能性はかなりあると思います。
ただし、NTTドコモやサムスン電子のように使用を明確に禁止している企業もあるため、使う際には自社(または会議に参加している他企業など)の可否を確認しないといけませんね。