80の思考法
メモがてらに思考法を書いてみます。
・仮説思考:現時点で分かっている情報から棄却可能性が低い仮定を積み重ねて結論を導く
・演繹法:普遍的に成り立つ命題を具体的な情報に当てはめて結論を導く
・帰納法:要素a1,a2,a3...anの共通点を見つける
・ファクトベースで考える:単なる個人的な思い込みや希望的観測ではなく、「こういう事実があるからこう言える」と考える
・「結局何をするのか?」という問いに答えを出す
・分析:要素分解。要因分析がメイン。分析をする時は網羅性を重視する
・総合:バラバラの情報をまとめ上げる
・ゼロベース思考:前提を疑う
・ゴールから逆算する:山のふもとから山頂へ登る方法を考えるのではなく、山頂から山のふもとへと結ぶ経路を考えるような思考法
・直観:経験による勘で素早く結論を出す
・直感:「何かおかしいぞ」といった違和感を捉える。違和感を放置せずにその正体を突き止める
・理性的判断と感情的判断の2つの視点から考えて結論を出す:人は感情で動く生き物なので、人間の行動に関わる考察をする時は感情的側面からのアプローチもする
・マクロとミクロに分ける
・立場と論理を混同しない:ポジショントークの可能性もあるし、権威のある人の発言が必ずしも正しいとは限らない
・考えを紙に書き出す:数学の問題を解くことを考えればわかりやすいが、問題文を読んで頭の中だけで計算して答えを出すのは骨の折れる作業。紙に書いて考えることによって認知負荷を減らし、より広く、より深く、より速く考えることができる
・視点を変える:異なった角度から考える。自分は思考に行き詰まった時に、「視点を変えてみよう」「違う角度から考えてみよう」と心の中で思うことが多い。
・視座を上げる:自分より立場が上の人の立場に立って考える。多くの場合は直属の上司だが、もっと視座を上げれば政府の立場に立って考えることもできる。
・視野を広げる:時間または空間を広げて考える(「または」は論理和」)。3ヶ月後の話なのか、1年後の話なのか、10年後の話なのか、30年後の話なのか。未来だけでなく、2000年前にさかのぼって考えて普遍性があるかどうかを確かめたりもする。空間軸の拡張は、日本だけでなく海外事例はどうか、他の地域ではどうか、と考える。「視野を広げる」に関しては、「川を上り、海を渡れ」という考え方があるのでそれを調べてみると良いだろう
・問題設定を変える:結論が出ない場合、「問題設定が間違ってるから結論が出ないのでは?」と考えて結論が出せるような形に変形する
・なぜ?と考えて根拠を探る
・そもそも~と考えて原点に立ち返る
・定量化する:定量化することによって測定可能になる
・場合分けする:ケースバイケースという言葉がある通り、状況によって結論は異なる。そこで、「パターンAであればこの結論、パターンBであればこの結論」といったように結論を分岐させる
・範囲を取る:ピンポイントで数値を取れない場合は範囲を取る。たとえば、目標売上を決めるときに、「目標売上は月250~300万」といったように範囲で決めてしまう。
・理論を現実に合わせる:理論と異なる現実が生じた場合、現実を理論に合わせて捻じ曲げて解釈するのではなく、現実に合わせて理論を修正する
・価値観の相対化
・定義付け:どのような議論をするにせよ、定義付けをしなければ話にならない
・対称性利用:問題を解決したり結論を導く場合に、対称性を利用することがある。
・変数固定:複数の変数が絡む場合、1つの変数以外全て固定して、固定されてない変数の値をいじくってシミュレーションしてみる
・補集合を取る:数学では補集合を取ることによって引き算して問題を解くことがあるが、それと同じように考えて問題を解決する
・極限を取る:「nを無限にしてみたら?」「nを限りなく0に近づけたら?」と考えて脳内シミュレーションしてみる。
・極端な場合を考える:現実にありそうにない極端な場合を考えたり、例外的な状況を想定して結論の適用範囲を明らかにする
・近似値を求める:ざっくりとした数値が分かれば良い場合は、「おおよそこんなもんだろう」と考えて近似値を出す
・アナロジー:類似事例や先行事例からの着想
・視覚化する:図解することによって認知負荷を減らす
・比較する、比較対象を作る:対照実験という実験法からも分かる通り、比較対象を作成して考察することによって判断ミスを防ぐことができる
・選択肢のリストアップ→絞り込み:選択肢をできるだけ多く出して、その後に絞り込むための基準を設定して、その基準に合わせて絞り込む
・必要条件、十分条件、同値:「pならばqは成り立つけどqならばpは成り立たないよね?」と考える
・現象・観察事実と意見・論点を区別し、仮説を導く:「事実と意見を分ける」という考え方
・So What?:「この情報から言えることは~」「これらの事実から言えることは~」と考えて仮説を導く
・現場観察(フィールドワーク)をする
・事実や数字によって反証可能・検証可能な表現にする
・先行事例研究
・結果に影響を与える変数(因子)を書き出して、いじくってみる
・確率で考える:白黒つけられない論点の場合、確率で考える
・統計を取ったり調べる
・周期性利用:「これまでの周期から考えると~」と考えて未来を予測する
・基準を設定する
・目標や要求水準の3段階設定:ベストケース、現実的なケース、ワーストケースに分けて考える
・即行動して即修正する
・優先順位づけ
・正の面と負の面に分ける:何事も正の面と負の面があるので、どちらか一方に偏るのではなくその両方を見る
・メリットとデメリットを分ける
・逆張りする:トレンドやみんながやっていることの逆を行く
・守破離:まずは真似てみる。それが最も速い上達法。
・組み合わせの発想:異質なもの同士を組み合わせて斬新な発想を得る
・セレンディピティ:リラックス状態でのふとしたひらめきを見逃さない
・考えてからor行動してから情報収集する:初速が遅い人ほど情報収集してから結論を出したり行動しようとするが、先に考えたり行動してから情報収集する方が初速が速い上に無駄が少ない
・聞ける人がいる場合は人に聞く:人からの情報収集が最も速い
・抽象化と具体化
・論理の飛躍がないか精査する
・実験する:解決策A,B,Cがあって、そのどれが最適かわからない場合、実験期間を決めて実験して絞り込む
・回帰分析して各要因の係数(影響度)を割り出す
・制約条件下でのソリューションを出す:ソリューションを出せれば何でも良いわけではなく、制約条件を満たすソリューションである必要がある。つまり、最適化問題を解くということ
・ソリューションの実行手順を考える:ソリューションの実行手順を具体的に考えないと実行できない
・期日を決める
・全体像を描く:全体像を描くことによって手際良く実行することができる
・想像力を働かせて行動の結果をシミュレーションする
・既知と未知の情報は何か:試験勉強で顕著だが、「ここまでは分かってるけどここからは分からない」と考えることによって自分がどこで躓いているのか明らかになる
・○○だったらどう考えるか:相手の立場に立って考えたり、できる人の立場に立って考える。視座上げはこれに含まれるが、視座上げと完全一致する思考法ではない
・リスクの評価:「想定されるリスクはこんなもんだろう。そして、リスクの程度はこんなもんだろう」と考える
・代替案を考える:「もしこのやり方でうまくいかなかったらこうしよう」とバックアッププランを考えておく
・進捗を確認してPDCAを回す
・トップレベルを目指す場合、細部まで徹底してやれる限りのことを全てやる
・地の利を活かす
・不用意な戦いをせずに相手を自滅に追い込む
・裏をかく:相手の出方を予想して、その裏をかく
・裏の裏をかく:相手が自分の出方を予想して裏をかくと思ったら、さらにその裏をかく
・すぐに損切りできるように準備しておく
・嘘の情報を流して敵の判断を惑わせる
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