天皇賞・春 最終追切後の全頭診断

天皇賞春 最終追い切り後評価を書きます。あくまで私個人目線での見解です。


1.モズベッロ 評価:B
最終追切:栗東 坂路 良
- 54.7 39.0 25.4 13.0(一杯)

かなり馬券的にお世話になっている馬。
併せ馬で0.2秒先着はしているが、
レース同様、口向きのブレが激しく、
刺さる場面が見受けられる。
前走の最終追切は後半頭も下がり、
集中して走っているように見えたが、
今回は頭が高い。
疲れが見え始めているか。。

2.エタリオウ 評価:A
最終追切:栗東 坂路 良
- 56.8 40.9 26.3 12.9(強め)

川田騎手が跨り、最終追切。
22日、26日にCWで長めに追われおり、
最終追切は終い重点といった動き。
ズブさはあるが、促されるといい動きを見せる。
彼自身の状態は整った。

3.トーセンカンビーナ 評価:A'
最終追切:栗東 坂路 良
- 55.3 39.9 25.4 12.3(馬也)

綺麗なフットワークで、力強く坂路を
駆け上がった。
首も上手く使えていて、ぶれない。
無駄の無い動きは、確実に距離が長ければ生きる。
終いの脚は長く使え、京都の下り4Fからも
この馬には確実に向くだろう。

4.ダンビュライト 評価:A'
最終追切:栗東 坂路 良
- 51.6 37.7 24.9 12.8(馬也)

暴れまくったせいでとうとう、大切なものをを失った。

もともと時計は出す馬だが、坂路でも力強く
駆け上がった。やはりこの馬、パワー型である。
坂路で軒並みタイムが出ていない中で、
このタイムが物語っているだろう。
先週の調教では、マイラーズC圧勝の
インディチャンプを置き去りにした。
ステイヤーではないが、状態もよく、楽しみな一頭。ちん〇は失ったが闘志は失っていない。


5.ミッキースワロー 評価:B'
最終追切:美浦 南W 稍重
67.0 52.2 39.1 12.9(馬也)

相変わらず、首は高いがそれはいつもの事。
大きなフォームで力感もなく、綺麗な動き。
状態は良いだろう。
ただ、長くいい脚を使うタイプではなく、
小回りコースを切れのある脚で捌くタイプなので、京都外回りと残り4Fのペースアップを攻略できるかがカギである。

6. スティッフィリオ 評価:B
最終追切:栗東 坂路 良
- 52.5 38.7 25.6 13.1(仕掛)

前半は馬也でリズムよく僚馬と並走。
脚の運びもスムーズで良い追切をこなしている。
促されてからは反応は鈍いが、
これは多分上り坂が苦手なだけ。
力は出せる状態にはあるだろう。
しかし隣で走っていた馬(ファンタジステラ)は
とてもいい動き。次走狙いたい。

7. ユーキャンスマイル 評価:A'
最終追切:栗東 坂路 良
- 54.8 40.3 26.0 13.0(馬也)

終始、大きななフットワークで追切を終えた。
前走は最終追切はCWで長めに追ったが、
今回は、坂路で追っている。
4/22にCWで7ハロンの追切を好タイムでこなしており、最終は刺激程度で、という事だろう。
確実にここを大一番と見定めている。
目下絶好調。鞍上がテン乗りの不安もあるが期待したい。

8. キセキ 評価:B’
最終追切:栗東 CW 良
66.1 51.4 38.1 11.9(馬也)

相変わらず大跳びの綺麗なフットワークである。
行きたがる面は見せるが、がっちり抑えられて、
予定通りの追切を消化できたのではないか。
あとは当日まで、いかにコンディションを保てるかがポイントになってくるだろう。
コース適正はあるのは間違いないし、
スムーズに運べたら、上位必至。
豊マジックに期待するところ。
アフリカンゴールドも応援している。

9.ミライヘノツバサ 評価:B
最終追切:美浦 南W 稍重
68.5 52.1 38.0 12.0

前走はまさかの殿人気からのV。
ただの中山巧者ではなかった。
怪我、その後の成績不振から引退の危機もあったが、自分で自らの道を切り開き、自らのツバサで、ミライへ羽ばたいた。これがあるから競馬ファンは辞められない。追切から特筆すべき点は無いが、いつも通り。
無事にレースを終えて欲しい。

10.メロディーレーンちゃん 評価:頑張ってほしい
最終追切:栗東 坂路 良
- 54.9 40.4 26.8 13.7

みんな大好きメロディーレーンちゃん。
現役で一番好き。本当に毎回頑張る姿に涙が出てしまいそうになるほど。

坂路調教で仕上げるのはいつもの事。
追切のタイムが出ないのもいつものことだが、
単純に調教助手の斤量を考えたら、当たり前か。
前走と同じレベルでは消化しており、自分の能力は発揮できる。
相手レベル、斤量も一気にあがるが、
兎に角、無事にレースを終えて欲しい。

11.メイショウテンゲン 評価:B'
最終追切:栗東 CW 良
66.1 51.4 38.1 11.9(一杯)

ダイヤモンドSと比べると、
追切過程は変わっていないが、
1週間前の追切は、良い感じでこなせている。

いぶし銀な一頭。
華は無いけれど、確実に脚は使ってくる。
ステイヤーズステークスからここまで、
コンスタントに長距離を使われて4戦目。
タフな証拠だろう。
当日の馬場状態によっては一発ある。
穴として注目したい一頭。

12.シルヴァンジャー 評価:B
最終追切:栗東 坂路 良
-51.5 37.7 24.6 12.3

これまでの追切過程はCW中心だったが、
今回は全て坂路で行っている。
長距離戦でいきなり坂路のみに変えたかは謎。
あまりプラスのイメージはないが、時計は出ている。
最終追切は、好タイムだがラスト1Fは脚が上がってしまっている。
今回は推せない。

僚馬のサトノクロニクルは良い動き。次走狙える。

13.ハッピーグリン 評価:B
最終追切:栗東 CW 良
- - 45.6 12.7

地方出身馬。地方時代には香港のレースに
参加するなど、オーナーの果敢なチャレンジに好感がもてる。
芝のレースを求め中央に転厩。

追切はしっかりこなしている印象で、
フットワークも軽く、綺麗なフォームと感じる。
上位とはさすがに力の差を感じてしまうが、
ずっと見てきている馬なので、頑張ってほしい。

14. フィエールマン 評価:S
最終追切:美浦 南W 稍重
65.2 50.6 37.4 12.1

前年度のチャンピオン。
正直、周知の事実なので言うことない。

最終追切は、追った瞬間のスピード、ギアチェンジはさすがと言ったところ。
期間は空いているが、放牧先でも
かなり乗り込まれているという事で、状態には
全く不安は感じられない。

不安は枠と馬場状態か。
力のいる馬場は向いていない。
ルメールの騎乗に期待がかかる。


以上です。去年、エタリオウを本命にし、沈んだので、今年は当てたい!

明日買い目を書けたら投稿します。

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