マジケへの出品形態について

マジックマーケットへの出展は2020が初参加だったのですが、そのときは物品4つとPDF2つを出品しました。
一方、2021春は全てPDFです。物品はダイストリックを2つ出展することを考えたりもしたのですが、うち1つはクレジット問題などの理由で断念しました。もう1つについては、近いうちに別の形でリリースできればと思っております。

今回は解説は全てPDFとしましたが、冊子にすることも少しは考えました。ただ、冊子にするならせめて30ページくらいほしいなぁと思い、当初は3ネタしか考えてなかったので足りないと判断して諦めました。最近になって1ネタ追加したので、当初から4ネタを準備できていれば、ひょっとしたら冊子にしていたのかもしれません。
やはり冊子を印刷するなら早めに原稿を仕上げておかなければならないので、急遽1ネタ追加するとか、他の演出を思い付いたので追記するとかが難しくなります。そういった諸々の状況を踏まえて、今回は締切ギリギリまで原稿を推敲できるPDFとした次第です。

今回、解説PDFはトリックごと個別にし、価格は200~500円に設定しました。新規4ネタと再版2ネタの計6作品です。これらをひとまとめにして作品集という形で2,000円くらいのPDFにするという手もあったのですが、多くの方にお好きなトリックを選んでいただきたく、個々を安価にして手に取るハードルを下げたつもりです。
お試しで200円のトリックを買っていただき、お気に召したら他のトリックにも手を伸ばしていただければいいなと考えた次第です。冊子ではなくPDFのダウンロード販売では買えばすぐ読めるはずなので、気に入ったらマジケ期間中に他のも買えるという利点があると思います。以上が、まとめずにトリックごと個別のPDFとした理由です。今後も冊子ではなくPDFで出品するなら、個別にすると思います。多分。

一方、マジケ2020では物品がソールドアウトするという有り難いことが起こり、とても嬉しく感じました。PDFのデジタル販売では在庫切れがないので、ご所望の皆さんにお届けできるというメリットはありますが完売の醍醐味は得られません。
次回のマジケ2021冬では、冊子を出品できるように早めに準備しようかなと思ったりもしています。恐らくは初公開のネタばかりにはならず、過去に発表済みトリックの再掲が過半数になるとは思いますけど。冊子を出すなら自身3冊目の作品集となるので、あちこちレクチャーノートや機関誌に分散して寄稿・発表していたトリックの中から厳選したいなぁと思う次第です。ほぼ、自分のための記念に発刊するような感じかな?

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