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「高市氏に係わる4文書問題」 音喜多氏の総括的な質疑にある本筋

 令和5年3月20日の参議院予算委員会にて、総務省から「文書の確認や必要に応じて行われる修正」といった発言が出てきたことに、修正する場合もあるだろうけど、国会答弁で言及するのかと驚きました。

全く進展しない小西氏の質疑

 3月20日参議院予算委員会での、小西氏の質疑と高市氏や総務省の答弁内容は、先週や先々週の再放送を疑うレベルで全く進展がなく、いったいどこに向かっているんでしょうね?案件になっております。

 小西氏は同じ質疑を何度も繰り返し続けるだけで、それでは同じ答弁しか返ってこないだろと思うところなんですが、せめて視点を変えるような変化を持たせる質疑をするといったことは難しいんですかね。

【国会中継】参議院 予算委員会「令和5年度総予算3案」~令和5年3月20日~ ニコニコニュース 3:28:58~
https://youtu.be/D3d0RHZBSaM?t=12538

 以下動画時間にある、小西氏から総務省への質疑「上司の関与っていうのはどういう意味か、内容を確認したということでよろしいですね?確認修正したということで」との質疑に対して、総務省から「関与とは文書の確認や必要に応じて行われる修正といった文書の作成過程において通常上司と部下の間で生じるやりとりをさしている」との答弁があり、当然といえば当然ですが、必要に応じて修正していることが言及されました。

【国会中継】参議院 予算委員会「令和5年度総予算3案」~令和5年3月20日~ ニコニコニュース 4:54:11~
https://youtu.be/D3d0RHZBSaM?t=17651

 本件は、小西氏が入手した行政文書に記載されている内容について、全てを「正」として質疑しているため、修正が入っているとなってしまった時点で、一字一句全てを「正」とすることは無理筋になってしまったのではないでしょうか。

 小西氏も、高市氏に係わる4枚について、正確性の担保が弱いことはわかっていたと思うので、国会答弁で言質をとろうと頑張っていたのだと思います。

 しかし、逆に正確性の確認が必要である根拠についての言質をとってしまい、やってしまったなと思う場面でした。

 この答弁で察したのか、小西氏は「今さら正確性の議論なんかしてはいけないんですよ」と流れを断ち切ってます。

 修正するのであれば、内容によっては捏造の可能性も出てきますからね。

音喜多氏が行政文書の本筋に言及

 令和5年3月24日参議院予算委員会にて音喜多氏が、高市氏に係わる4枚の文書についての正確性は、本筋からズレていることに言及しています。

 音喜多氏の質疑内容は良くまとめられており、まったくもってその通りですよねと一部共感するとともに、この行政文書は放送法の政治的公平性の解釈が、一部の人たちによって歪められたのかどうかが本筋になっているため、野党のみなさんは建設的な議論にシフトしてほしくいと思うところです。

【国会中継】参議院 予算委員会で集中審議「岸田内閣の基本姿勢」~令和5年3月24日~ ニコニコニュース 2:03:21~
https://youtu.be/8uAsmx5000k?t=7401

 冒頭、前日Twitterで愚痴をこぼしていた高市氏が、言いたいことをガッツリ答弁できていたのはともて印象的で、そうとう溜まっているものがあったんだろうなと、ご心労をお察しいたします。


参考資料

総務省文書に関して参院予算委に提出した資料① 2023年03月24日
https://www.sanae.gr.jp/column_detail1424.html

総務省文書に関して参院予算委に提出した資料② 2023年03月24日
https://www.sanae.gr.jp/column_detail1425.html

総務省文書に関して参院予算委に提出した資料③ 2023年03月24日
https://www.sanae.gr.jp/column_detail1426.html

総務省文書に関して参院予算委に提出した資料④ 2023年03月24日https://www.sanae.gr.jp/column_detail1427.html




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