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【Apple Vision Proのお値段】その裏で発表されていたMeta Quest 3と開発中止中のHoloLens3

 「メタバース」と呼ばれるデジタル空間が単語だけ先行して流行しています。

 そのほとんどが劣化版オンラインゲームからゲーム性を除外したような残念な物が多いですが、VR/MRヘッドセットはそんなメタバースの世界でより高い没入感を得ることができる機器になっています。

 Vision Proと同じコンセプトで数年前に発売が始まったHoloLensは、産業用にシフトしたことでHoloLens3の開発が中止されてしまい、とても残念に思っていたので、Vision Proには高い期待感があります。

 appleブランドの力で、Vision Proが消費者向けに普及すれば、多くの娯楽コンテンツが提供されるようにもなりますし、頑張ってほしいところです。

 消費者向けとしては価格が高すぎるので、今後安価版がリリースされるようになってからが本番ではないでしょうか。


ビデオシースルー型とは?VR/AR/MRにおける3つのHMDディスプレイタイプを解説 2021.01.20

完全没入型ディスプレイ
Meta
Meta Quest 3 ¥74,800

 いわゆる「VR」と呼ばれているヘッドセットで他にもPSVR2 ¥74,980があります。

 「メタバース」という単語が流行するきっかけになったのも、これらのVRヘッドセット消費者向けに普及したことがきっかけだったと思います。

 一般的にはゲームやメタバースのイメージが強くなってきているように感じます。


光学シースルー型ディスプレイ
Microsoft
HoloLens 2 ¥422,180

 VRの影に埋もれながら消費者向けの開発から産業用にシフトしたことで、存在そのものを知らない人が多いのではないでしょうか。

 今回発表されたVision Proとコンセプトが似ているヘッドセットですが、「軍事用HoloLens」としてアメリカ陸軍へ納入されていたのが印象的でした。

 こちらに関しては、今年に入り約8割の兵士が体調不良を訴えたことで追加購入がストップしています。

 「産業用HoloLens」としては各所で利用されており、こちらは幅広く活用されているようです。

 安くなったら欲しいなと思っていたらいつの間にか産業用にシフトしてしまっていたので、Vision Proと競う形でHoloLens3の開発を再開してほしく思うところです。

ビデオシースルー型ディスプレイ
apple
Vision Pro $3,499(¥487,172 $1=¥139.23)

 本日発表されたVision Proは、Meta QuestとHoloLensの中間というよりは、包括的な商品に見えました。

 注目する点は、HoloLensが産業用であるのに対して、Vision Proは消費者向けを前提にしているところです。

 Vision Proの表面は有機ELディスプレイが使われており、外見を好きにカスタマイズできるような遊び心が見られる点も様々な娯楽体験が期待できるんじゃないでしょうか。

 Vision Proのプロモーションでも、消費者がどういった体験が出来るのかに焦点を合わせて宣伝していました。


 携帯やパソコンから、スマホやタブレットが主流になった近年、新しくヘッドセットが広く世間に普及するきっかけになるのか、注目される商品であることは間違いないでしょう。

 また、メタバースが身近な世界になるかどうかも、Vision Proが鍵を握っている気がします。


AIが生成した「VR/AR/MRヘッドセット」




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