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マジックが英語力を引き上げると思う理由

英語をもう少し、実技に近いものと捉える

元マジシャンであるタニヒトが最近の気づきを共有いたします。

ストアカでもマジックを教えています。

ストアカ講座 英語でマジック ガイダンス

英検も英会話も教えているのですが、

多くの方は、「英語はなんとかなる」と思っており、
その結果、英検での不合格であったり、途中で勉強を止める人をたくさん見てきました。

なので、最初にしたいことは

ピアノやマジックくらい、毎日2,3時間練習が必要ってことを
わかってもらう、ことだと思ったのです。

まず、とくにわかりやすいのが、
「ピアノ理論」と私が名付けたものです。

「ピアノ理論」

ピアノは、レッスン、練習がある日だけ、練習すればいいってもんじゃないですよね。

絶対に、毎日自主的に練習しないといけないです。

おそらく、発表会があり、課題曲を与えられるので、

暗譜はあたり前。
大事なのは、そのあといかに表現するか、だと思います。
曲のメッセージとか時代背景とか、作曲家の想いとかも考えて、
楽器を弾くと思います。

英語も、最初からそれくらいの努力が必要と考えたほうがいい。

当たり前ですが、授業だけ聞いて、文法や単語が身につくはずがなく、
自主トレでどれだけ練習するかが大事。

つまり、フレーズや単語、文章は自分で継続して覚える。
その覚えたことを、使えるレベルまで自分で繰り返し練習しないといけない。

英検の二次試験(スピーキング)=発表会

英検のの二次試験は、ピアノで言うと発表会です。

たかだか数分のために、練習しないといけない。
もっというと1か月で足りるはずがない。
ピアノの発表会だったら、半年前~練習し始めると思います。
毎日2,3時間繰り返すでしょう。

英語、スピーキングも、それくらい必要ってことです。

人様に見せるものです。
練習せずに本番を迎え、ピアノの演奏を人前でするなんてないですよね?
とても恥ずかしいと思います。

英語のスピーキング、ライティングにおいても、練習不足は恥ずかしいと思った方がいい。

人様に見せるものなので。

ここからが発展。

「マジック理論」=2つ上のマインドを身につける。

1.マジシャンのゴールは、相手を喜ばせること

勘違いしてはいけないのは、
マジシャンのゴールは、マジックをすることでもなく、
自分をすごいやつと相手に思わせることではなく、

マジック通じて、「相手を喜ばせる」ことである。

英語も同じ。
英語のゴールは、話せることではなく、

英語を通じて「相手に考えや感情を伝えること」と
「相手を理解すること」

ではないでしょうか?

マジックを学ぶことは
英語学習の目的を強制的にも
「インタラクティブの環境にもっていける」ことも大きな役割だと思っています。

2.ただ練習するだけでは足りない

マジックに「パーム」と「フェイクパス」と呼ばれる技法があります。

簡単に言うと、
パームは、手の中にモノを隠す技法で、
フェイクパスは、手に持っているものを反対の手に渡した、と思わせる技法です。

マジシャンは、練習するときは、鏡を使い、不自然がないように、何十回、何百回と練習します。

なぜかというと、マジックを成功させるため、観客にちゃんとしたものを見せるためですね。

不自然な行動や動作は、タネがバレることにつながるだけでなく、
観客を楽しませることができなくなることにつながるから
何十回も繰り返し練習するんですね。

だいじろーさんの練習動画

発音マスターのだいじろーさんの動画を見たときに、
「これだな」と衝撃を受けました。

だいじろーさんの理論の素晴らしいところは、

1.見本の話し方をすべて真似して、自分の声を録音して聴く
2.自分でフィードバックをする(自主性)
3.100%に近づける努力を続ける
4.この努力があって第三者からのフィードバックが活きる
そして、
5.発音を変えるとは、人格を変えるくらいのこと

この5点で、練習がどれだけ大事かを伝えていたことです。

1.見本の話し方をすべて真似して、自分の声を録音して聴く

特に、自分の発音を録音して聴くって、
マジックで言う、「鏡を見て練習」と同じじゃないですか?

絶対に必要ですよね?

マジシャンの視点でいくらパームをしてできてるからと言っても、
お客さんからの視点では、トランプやコインが丸見えって
ありえないじゃないですか?

つまり、練習したつもり、自己満足なんですよね。

英語も同じです。

発音に関して言えば、

なんとなく通じているだろう、
なんとなくできているだろうって自己満足じゃないですか?

相手のことを全然、気遣っていない。

もちろん、ネイティブのような完璧な発音は難しいかもしれない。

でも、「なんとなく伝わるでしょ?」

と最初から、相手に努力を求めるのは、紳士じゃない。
真摯とは言えない。

やっぱり日々改善する努力はすべきである。

5.発音を変えるとは、人格を変えるくらいのこと


これもすごく大事。
自分の今の延長線上の発音ではなくて、
真似する人物(例えばドラマ、FRIENDSの登場人物、TEDのスピーカー)になりきって話す。

つまり、その人になりきるくらい、発音も表情もトーンもリズムも、身振り手振りも、すべてコピーし、人格を変えるくらいじゃないと上手くならないってことだと理解しています。

これはマジシャンでいうと

「マジシャンに徹する=なりきる」

ってことです。

あなたが田中さんだったとすると
マジックをするときは、個人の田中ではなく
マジシャン田中としてすべきということです。

マジシャンとしての考え方、役割になったほうが
より真剣に、お客さんに対して向き合えるからです。

こんなところも似ているなと思いました。

じゃあなぜマジックか?

じゃあなぜマジックか?

マジックは、相手ありきのエンターテインメントで
失敗は許されず、
台本があり、
さらに、期限があり
本番(人前で話す)で
話し言葉で、
英語の完コピの練習にもってこい

だからです。

どんな簡単なマジックでもいいです。

英語でセリフを覚え、
身体の動き、
視線、
お客さんの態度、興味、
場の雰囲気、
なども気にしながら、

数十秒から数分、
ずっと英語で話すことで

相手も喜び、英語力も必ず向上します。

なぜかというと、

自然と、ある一定の量の練習量が求められるからです。

絶対に毎日練習しないといけなくする環境になるからです。

ということで、マジックいいじゃん♬

と思ってくれた方、ぜひマジックを一つ英語で覚えましょう!

3月7日(木)に無料マジックセミナーを行います!

参加したい人はぜひご連絡ください!

インスタライブでも行います!
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