見出し画像

オンナは回すよ 経済を。〜生理貯金で海外旅行〜

「女は金がかかる」

これは男性と女性、どちらの発言だと思いますか?

「男は仕事、女は家」という時代であれば、男性の発言と捉える人がほとんどだったと思います。だけど、そんな時代とうの昔に終わってる。女性の社会進出が進み、単身で生計を立てていたり、結婚しても働きに出ている女性ばかりだ。

今回は奨学金の返済のように、心を無にして支払ってる女性の出費について考えてみます。

まずは、生理用品。生理がある時点で、男より人生ハードモードだなと思っている。女性が生理と共に過ごす日数は、単純計算で7日×12ヵ月×約40年=3360日。つまり、人生の約9年間は、生理だということになります。(9年…!)それに伴って使用する生理用品は、1日5枚使用するとして(※使用率の高いナプキンで計算)16800枚。ナプキン1枚を約20円とすると、16800枚×20円=336,000円!チリも積もれば…とはこのこと。海外旅行に行けちゃいます。

次に、男性には必要ない下着、ブラジャー。ブラジャーはモノによって付け心地が全然違うので、ピンキリはありますが、ある程度いいものを買う必要がある。だけど毎日着用するので、ある日突然替え時が訪れる。これが結構な出費になる。また洗濯する時には型崩れしないように気をつかわなければいけない。

そしてストッキング。スーツやドレスを着る時に履くのがマナーとされているが、ちょっとでも引っ掛かるとあっという間に伝線してゴミと化す。何故あんな破れやすいものの着用がマナーにされてしまったのだろう。男性は知っているのだろうか、女性がカバンの中にストッキングの予備を忍ばせていることを。

「女は金がかかる」
今と昔で、意味合いがずいぶん変わっている気がする。女だからこそ「女は金がかかる」と思っている。ツライ上にお金もなくなるなんて可哀想すぎる。

そうだ。生理で苦しんだ分だけお金が貯まるようにして、閉経したらナプキン貯金で生理を気にせず海外旅行に行けるサービスを作ったらどうだろう。命を繋ぐ為に頑張った女たちへのご褒美に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?