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年少扶養控除と、児童手当、どっちが得なん?

voicyの晴さん(子育て世帯の方)の放送を聞いて、
私も改めて考察してみました。

年少扶養控除(今は廃止)と、児童手当(今これ)、どっちが良いの?と。

そもそも年少扶養控除って何なん?

16歳未満の児童を養育する「年少扶養親族」の所得から一律38万円を
控除する制度、だそうです。

2011年に廃止され、代わりに児童手当が支給されたそう。

我が家の子どもは、2013年、2016年生まれなので、

生まれた時には、児童手当でした。

それもあり、年少扶養控除のこと、正直よくわかっていませんでした。

でも、こんな記事を目にすると、

年少扶養控除ってそんなに得だったの?と改めて考えてみたり。

以前にざっくり試算した時は、我が家の場合は、年少扶養控除より、

児童手当の方が良さそうだったんだけど、そうでもない世帯もあるのか〜?

試算内容は、

所得税率20%だったとして(課税所得3,300,000円 から 6,949,000円まで)

年少扶養控除の減税額
所得税は、
年少扶養控除額38万×税率0.2=7.6万円

住民税は、税率一律10%なので、
33万×税率0.1=3.3万円

合計10.9万円の減税額となります。

そして、
児童手当と比較すると、

児童手当月額1万円×12ヶ月=12万円

結果、児童手当の方が1.1万手元に残る(雀の涙だけど!)という試算になります。


我が家の場合、例年は大体所得税率10%〜20%なので、

試算の結果から言うと、「児童手当の方がお得」となる世帯になります。

けれど、

株式投資や仮想通貨などの投資益で、所得税率が33%になった年もあり、

その時は、児童手当の所得制限にかかり、

年間24万円(子2人分)の児童手当が1円も支給されなかった年もありました。


その時は、「児童手当の所得制限撤廃!」と主張されてる方のお気持ちに、

少なからず共感するところもありました。

でもねでもね、

児童手当を満額支給されたり、1円も受け取れなかったり、

どちらの経験もしてみて思ったこと。

やっぱり、所得に余裕があるのなら、親の財布から、

児童手当を補填してあげたら良いのでは??と思いました。


我が家の児童手当は、収入としてないもと見なし、全額貯金しています。

所得制限で、児童手当が支給されなかった年は、どうしよう?と思いましたが、

その分所得も増えてるわけなので、例年支給されていた

年額24万円(子ども2人分)を、親の所得から貯金しました。

所得制限がなかったら貰えたのにな〜と、ちょっと思いますけど、

でもいいじゃないか!

児童手当は、収入の少ない家庭でも、

子どもの為に資金を準備できる制度だと思います。


年少扶養控除は、収入の高い方ほど、減税効果が大きい制度だったと思うので、

どちらを支えるべきなのか?は、やはり、前者だと思うのです。

以上、年少扶養控除と、児童手当どっちが得なん?を考察してみました。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

誰かのお役に立てましたら、幸いです!

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