見出し画像

現実逃避の最たるモノ_3

 タイトルに縛られていたら全然更新できなかった…。そう、考えてみたら私の毎日なんて逃避してばかりだから改めてあげるまでもなく日々“逃避”。で、そんな逃避も正当化してくれる自粛の日々がなし崩し的に終わっているので(これに関しては改めて)総括??的にひとつ。うちの自治体が早々に出してくれた給付金で、ひとつは形に残そうと買ったものがあるんです。いわゆる家電。白家電。
 前々から家電の進化はすごくって感心どころか、恐れ入ってたんです。想像のかな〜り上を行く高性能さに。うすうすは知っていたんです。買って損はないっていう充実感は保証されることを。それは2年半くらい前に、ものすっごく頑張って買った魚ロースター。なかなかなお値段だったそれを購入しようと、背中を押してくれたのは量販店サイトに書き込まれていた口コミ。

「今まで美味しいものをありがとうね。そして新しい君もよろしくね」@粗大ごみ置き場

 なんて書かれていたのを見て、そこまで使っている人を感動させる家電があるんだ!と単純に感動して我が台所に導入された「魚ロースター」。もう私の人生では無理!と諦めていた「イワシ」「サンマ」のシンプル塩焼き。密集したマンションの一室から焼きの煙が出てきたらそれはもう、パニック以外の何物でもなく…。でもところがこいつと言ったら、げげげげげ!こんなにも煙出ないんだ、と人生初の驚愕家電感動体験でした、えぇ。そう臭いも激減してた。
 そして今回、購入しようかと悩み始めたのがオーブントースター。世間ではバ○○ューダの高級機種がおすすめ(知り合いたちも大プッシュ)だったようですが、激減した収入を補填するべく頂いた給付金から資金をひねり出すゆえ、そんな高級品は厳しく…、でもそれなりにと、昔の常識で言ったらえ?3倍のお値段なの?なモデルを、3週間迷った末に購入いたしたのです。

 恐るべし令和のオーブントースター。こんな感動を今まで知らなかったなんて……。外食激減でもこれと魚ロースターさえあれば、と確信するに十分なスグレモノであったのです。あぁ、冷凍したバゲットがこんなにも香ばしく生き返るなんて。

 今、冷蔵庫が気になるのだけど…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?