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現実逃避の最たるモノ_5

あぁ、2年経っちゃった…。

感染症とか感染症とか、ってそれはそれは想定以上の変化を起こしてくれたのはもう周知のとおりです。それは自身にも起こったわけで、人生で初めて体験したに違いない現実逃避じゃ収められないパニックに陥って鳴りを潜めてしまったら2年経ってしまいました。(いじめられるのはもう嫌、かんべん)もう、これ以上ない感じのどん詰まり(今ここ)。でもまぁ、やっぱ立ち止まったら損なので脈絡もなく、いいように理屈をこねくり回してバイクに(35年ぶり)乗ることにして1年経ちました。〜以上、現状報告で

そろそろ命のゴールも見えてきて、なんだか無性に10代の頃の諸々をリバイバルし始めている今、noteで70年代80年代の洋楽コラムをひたすら読み漁りしていたら思い出しました。写真のオリジナル・サウンドトラック。当時、手に入れようにも地元が田舎すぎてレコード屋さんで手に入れられず、そもそもお小遣いも足らずで幻となっていたレコード。とあるバーでお目にかかることが出来ました。と言ってもちょっと前のことです。このフランスを舞台にしたイギリス映画「friends」は音楽を手掛けたElton Johnにスポットが当たって映画自体は“陳腐な青春”と評価が低かった印象でした。でも、この物語が10代には響いたんですよね。主演女優さんはこの後、高田賢三さんの映画の主役にも抜擢されて、フランスよりも日本でカルトな人気があったと思います。でも、50代の若さでもう亡くなられてしまっていたことを知った時は涙しました。

この映画、長く日本では販売されることもなく90年代の初頭にアメリカでVHSが発売され、当時現地に住んでいた私は近所のブロックバスターで見つけて即買い。その後、2000年前後に日本でもDVDでリリースされそれも即買い。で、最近の個人的10代カムバック・ムーブメントで数十年ぶりに鑑賞…、してないんです。出来ないんです。

制作されて50年以上、自分の感性も50年の経年変化を経てしまったから、一体どう見えてしまうのか怖くて見れない。そんな事、私だけなんでしょうかねぇ…。

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