友達が少ないと言う悩み

 この友達が少ない、と言う発想、これが排他的で、利他愛からは遠い気持ちだと言うことに気づいた。わたしは友達が少ない。そのことにずっと悩んでいた。なんだか、友達がたくさんいないと、ダメな奴、コミュ障、と言われている気持ちになるからだ。なんとか、特定の仲がいい人を作りたい。それが、悩みの根源だった。シルバーバーチの言葉をよんで気持ちが変わった。

愛の対象に対する働きかけという点では同じであっても、おのずから程度の差があります。最も程度の低い愛、狭隘(きょうあい)で、好意を覚える者だけを庇 (かば) い、そして援助し、見知らぬ者には一かけらの哀れみも同情も慈愛も感じない者もいます。
 シルバーバーチの霊訓(三) 十三章  質問に答える


誰かを特別視するのは、本当の利他愛ではないのだ。
みんな仲良く、みなに優しくがあるべき姿なんだと思う。極論をいうと、みんな友達! が正しい姿なのだ。友達が少ないという悩みは利己的。この悩みもまた、利他的行動ができていないからだった……。日々、シルバーバーチの教えの正しさを実感する。

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