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アールグレイ考

紅茶というのは、お茶の種類の中で最も飲まれている分類になるそうです。
紅茶のお菓子でよく使われているのが、アールグレイ。

柑橘系のベルガモットの香りを紅茶に付けたもの。
筆者のイメージは、柑橘系のスッとした香りがする紅茶。

メーカーによって、ベースになる紅茶が違ったり、ベルガモットにも品種があるそうで、なかなかバリエーションがあります。
出会ったアールグレイで、特段強い香りがしたときは化粧品?!と思うくらいのものもありました。

ところで…
ですね。

なんとなく、
なんとなくですね、
このアールグレイ紅茶、なぜか冷たい状態がおいしいなぁというイメージというか、試してみて実感がありまして、夏には水出しで冷たくしたりしました。

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トワイニングのアールグレイは、軽くスモーキーなキーマンベースのアールグレイ。

筆者がよく利用する紅茶屋さん、ムジカティーには二種類のアールグレイがあって、去年か一昨年だったかと思うのですけど発売されたのが、モデールノアールグレイ。
コロコロと丸い形状のCTCなので、お湯での抽出時間が短くなる印象。
さらっと気分転換に飲むのによかったので、常備するようになりました。

そいで、古くからあるアールグレイが、オリエンタルブレンド。
筆者が買うことは少ないのですけれど、なんだか試したくなって10月下旬に入手しました。

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このアールグレイ、飲んだことある人は印象深いので記憶に残っている人は多い気がします。
強くスモーキーなアールグレイなんです。たしか、ラプサンスーチョンをベースにしてる。

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なので、手鍋で煮出したりしたら、お店の種ノ箱の押入れキッチンが、スモーキーで満たされてしまいました(笑)

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茶こしに茶葉が多く入りました!
カップ一杯なのにもかかわらず、手鍋からカップに直接入れたからかなと思います。ポットのカップ一杯目はほとんど茶葉は出てこないので。

もちろんポットでも何度も飲んで、どんなお菓子と合うかなーを調査中。

さて。
たまたま、お酒を飲んだ後に水出しのオリエンタルブレンドを飲んでみたら、結構いけたんです。アルコールで寄った身体には冷たいスモーキーで柑橘な水出し紅茶は、心地よかったです。
普段アルコール飲まない人なので、これは珍しい発見でした。

(まだ、アルコールなしで水出しのオリエンタルブレンドは試してないので、素面だったらどう感じるんだろう?)

堂島ムジカのマスター、堀江さんの本にアールグレイを冷やして出したのは、ムジカが最初と書いてあったような記憶があるのだけれど、そのときはオリエンタルブレンドだったんだろうか。

ばーっと、アールグレイについて思いつくままに書いてみました。
今までに飲んだことのアールグレイを思い返すと、各メーカー個性的なのを出してるなぁ~という印象です。

アールグレイ、お湯で香り強すぎて苦手な方、もしかしたら水出しすればおいしくいただけるかも知れないです。
個人的な経験から、そんなことを思ったのでした。

日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間「種ノ箱」。 種ノ箱は、昭和三十年代に建てられた大阪玉造の木造長屋の中にある茶の間です。 四畳半のたたみと三畳ちょっとのキッチンがついた和室で、紅茶と日本茶のゆるいセミナーをやってます。