好きなアイテム
何となく以前から好きだったアイテムを並べたくなった。
これはさぁオシャレ合戦をしよう!という話ではなく、転勤が多く生活環境や気候が変わることが多かった自分を、オンオフ支えてくれたモノを紹介したくなったという話です。
まずは1965年に米軍で開発されたフィールドジャケット。スタンドカラーで妙にスーツ・ネクタイに合うのも良い。その来歴から来るタフさと戦闘服っぽさがありつつ軍服っぽくないのが良い。英Machintosh から軽量な化繊生地で出ていて、かなり長く仕事着として愛用していた。黒がいいね。ゴツく見えるけど薄手の生地のものなら春秋に着てもいい。このシマる感じが好き。
元になったM-65そのままのコットン生地だと無骨でミリタリーっぽくなりすぎるので、化学繊維のほうが軽量で防水性も高く使いやすい。黒とかネイビーならスーツにも合うし本当におすすめ。難点はそういう別注みたいな製品が割とレアなところ。アスペジなら毎年売ってるが17万して無理。オーバーサイズで着るとダサいので、薄手の生地を選んでジャストで着るのが良い。
昨年オーストリア軍製を買ったけど、8000円くらいだった。
Manhattan Passage
#3275 “ゼロ” 3wayブリーフケース ,Plus2 マンハッタンパッセージ公式オンラインストア (manhattanpassage.com)
2014年頃に購入して以来、同じ製品を買いなおして使い続けている。私は、というか多くのサラリーマンはファッション誌に載っているような高級革のカバンで仕事をする身分ではない。満員電車の床に置き、雨に降られ、取るものも取り合えず詰め込んで出張に向かう人が大半だ。そういうリアリティに対処するにはコレが一番。当時の生地は表面の防水生地がハゲてきたが、現在使っているモデルは5年使ってもヘタれない。都内で仕事するには特に必須。2泊は厳しいが1泊の出張くらいならコレで行ける。新卒サラリーマン全員に支給してくれ。ハンズとかロフトで売ってる。
ニューバランス M990 v5
すまん。これは確かに高い。高いが、履き心地が別格に良いのと歩くのが本当にラクで良い。ソールの減りも非常に緩やかで1年ほぼ毎日履いたくらいでは片減りによる感覚のズレはほぼ起きない。耐久性◎。現在廃盤のM1400が一番好きだったが今はコレをほぼ毎日履いてる。マスターピース。死ぬまで履き続けたい。でも高いなぁ、、、半額くらいで同性能の靴ないかなぁ。
ECWCS(Extended Cold Weather Clothing System)
拡張式寒冷地被服システムECWCSのアウター
米軍が開発した重ね着パックのことで、下着からアウターまでLevel1からLevel7の数字で表されていて、気温に合わせて最適な組み合わせが出来る。私が愛用しているLevel6なら-1℃~7℃くらいまでのほとんどの冬場を凌げて防水防風透湿素材で雨風にも強い。スーツの上から着ても変じゃないので、オンオフ両方で使える。まぁ米軍が採用してるくらいなのだから、悪い物なワケがない。謎の信頼感がある。モデルによっては10,000円前後から買えるのも嬉しい。Level1,2の肌着とかLevel.3のフリースもいいよね。
前述の化繊のM-65を経年劣化で失った後、冬場の仕事着を探していて出会った。カッコいい化繊のM-65は大抵ブランド品で高くレアなのに対し、ECWCS Level6は毎年どこでも安く買えるのも良い。雨の日に着るのもいい。
モンベル ジオライン
肌着としては見ると高いが、これが2着あれば冬場の土日はこれで回せるしアウトドアにも使える。臭くもならないし汗をかいても汗冷えしないし暖かい。ババっぽくもない。上にセーター着てもチクチクしないのも良い。オッさんが見せるTシャツ着るのだいぶ恥ずかしいのでコレがいい。
ベルロイのパスポートケース
ハンズやロフトで売ってる2010年創業のオーストラリアブランド、薄型軽量サイフや鞄を2~3万くらいで売ってる。とにかく旅や移動の多い人間のニーズを満たすことに特化しておりこのパスポートケースは本当に頼りになった。YouTubeにも世界中からレビュー動画が上がっている。アクティブなミニマリスト向け。海外旅行で沢山のカードやパスポート、チケット、円とドルを分けて持ち歩きたい時に非常に助かる。
こういう、タフなんだけどスマートなアイテムが好き。