せどりでお金が増えない謎に迫る…！
こんばんは。
たんどころです。
トレカせどりノート第4弾です。
というお話をしてきました。
今回はちょっと毛色を変えて、
せどりというよりも、経営や会計よりのお話をします。
なにを隠そうたんどころは、
高校1年のときから、12年間も会計に携わって来たので
数字に結構つよいです。
簿記関係の資格である、日商簿記1級を取得してますし、
税理士も一部資格を持っています。
4年間、会社の経理として仕事をしていたので、
ほんの少し自信があります。
可能な限り話をわかりやすく、
こまかくしていくので、大丈夫です。
大船に乗ったつもりで聞いてください。
なぜせどりで、思ったようにお金が増えないのか
理由は2つあります。
①経費や税金を支払っているから
②現金以外になっているから
とても重要な理由なので、
必ず覚えてください。
あまりにも重要すぎるので、
この章はこれだけにします。
粗利(あらり)に対する勘違い
①経費や税金を支払っているから
について、この章でお話をします。
この、粗利、
実はこの分お金が増えているわけでは無い
というのはご存知でしたか？
色んなせどらーが言う、
「今月の粗利は30万円でした！」
とか
「毎月月収100万円稼いでいます！」
の、30万とか、100万円は
実を言うと、お給料とは全く違う数字です。
粗利とは、読んで字のごとく、
粗い利益です。
ここから色んなものを差し引いていって、
純利益になっていきます。
まず、粗利とは何なのかと言うと、
売上から、
仕入れと、Amazonの手数料(販売手数料・発送手数料)を引いた金額
つまり、
売上-仕入れ-手数料=粗利
という計算で求められるものです。
（実は普通の会社の粗利と、ちょっとだけ違います）
この粗利から差し引くものとしては、
【経費】【税金】があります。
経費と一言にいっても沢山あって、
せどりの経費で代表的なものでいえば
✅Amazonの大口登録料(月額5,390円)
✅Keepa(月額2,000円程度)
✅プライスター(月額4,000円前後)
✅リサーチツール代
✅シール、ダンボール、文房具代
✅教材、コンサル、スクール代
✅発送代行
ちょっと変化球でいえば
✅車のガソリン代
✅家の家賃
✅KDC200(ビーム)
✅交通費、宿泊費
✅セミナーに持っていった手土産代
✅カフェ代
などなど、代表的であってもこれくらいの種類があります。
皆さんが月に払っている経費は
大体どれくらいですか？
コンサルに入って頑張っている！
という人は少なくとも、3万円程度は掛かっています。
月商10万円 粗利2万円で、一見黒字に見えたとしても、
実は経費で毎月3万円が掛かっているので、
1万円の赤字でした！
なんてことは、あるあるの話です。
この、実は赤字だった…
というのを回避するポイントが2つあります。
1つめは、売上を圧倒的にあげる事
2つめは、不必要な経費は解約する事です。
この詳しい話は、次章でお話します。
粗利から経費を差し引いたものを
営業利益といいます。
この営業利益から、
営業活動に関係ない収益と費用を差し引いて、
経常利益を計算します。
せどりだけをやっている場合、
営業活動に関係無い収益と費用はほとんど発生しないので、
気にしなくても大丈夫です。
この経常利益から税金を差し引きます。
ただ、この税金の金額は
年末にならないとわからないので、一旦そっとしておきましょう。
支払わないといけないんだな…
ということだけ覚えておいてください。
経常利益から税金を差し引いた金額が、
いよいよ手許に残るお金なんだな！！！！
と、思われがちですが、
残念ながら全く違います。
この説明をする前に、
先程説明を先延ばしにしてしまっていた、
隠れ赤字にならない方法について解説します。
隠れ赤字にならない方法
売上も有るし、粗利も出ているのに
実は赤字だった…
というのを回避するポイントは2つあります。
1つめは、売上を圧倒的にあげる事
2つめは、不必要な経費は解約する事です。
経費には簡単に分けて、2種類あります。
売ったら売った分だけかかる変動費と、
何個売っても変わらない固定費です。
Amazonの販売手数料や、送料は
【１つ販売するごとに何円】というふうに、
売った数に応じて多くなっていきます。
これらが変動費です。
Amazonの月額利用料は、
月商10万円の人も、1,000万円の人も
同じく5,390円支払っています。
どれだけ売っても、売らなくても変わらないのが
固定費です。
せどりの場合、固定費がほとんどかかりません。
普通のビジネスの場合、
店舗を借りたら、家賃が数10万円、
人件費として、何10万円、
設備投資に数100万円…
と、費用がとにかくかかります。
せどりの場合固定費としてかかるのは、
Amazonの大口、価格改定ツール、コンサル、リサーチツールで
全部合わせて3万円が毎月かかるくらいです。
他のビジネスに比べて、ありえないくらい安いのが特徴です。
月商1万円の人も、月商100万円の人も、
大体同じくらいの固定費を払っています。
先程、隠れ赤字の例のところで、
月商10万円 粗利2万円 固定費3万円 赤字1万円
という例を使いましたが、
月商100万円の場合
月商100万円 粗利20万円 固定費6万円 黒字14万円
という風になります。
売上を上げても、固定費がほとんど変わらないので、
どんどん黒字が大きくなっていきます。
売上をあげるのが怖いから、
30万円くらいでいいかな…
初月だから10万円くらいでいいよね…
なんて考えていると、全然お金が増えず
さっさと50万円いくぞ！
目指せ月商100万！200万！
と、高月商を目指していくと、
どんどん黒字が増えていくのが、せどりなのです。
それをこういう図で表します。
変動費は右にいくほど大きくなりますが、
固定費は変わりません。
青と黒の間が黒字、つまり利益だと思ってください。
売上を上げればあげるほど、利益が沢山出るのが
この図だととてもわかり易いかと思います。
逆に左は赤字です。
固定費はどれだけ使っても増えませんが、
使わなくてもかかって来ます。
売上が0の状態だと、
固定費がどかっとかかってくるので、大きな赤字になります。
2つめの、不必要な経費を削るというのは、
この、固定費を削ろう。ということです。
変動費は残念ながら削れません。
変動費を削ろうとすると、売上も下がります。
これは普段の生活でも同じです。
毎日500円のお昼ごはんを食べている。
でも実は使ってないせどりツールに
毎月9800円払ってる。
節約しないといけない！
ってときに、食費は削れないですよね。
モチベーションが下がるし、お腹も空いてしまう。
でも使ってないツールなら、簡単に解約できますよね。
お昼ごはんは毎日我慢しないといけないですが、
ツールは5分程度で頑張って解約すれば、
その後一生、無駄なお金を使わなくてすみます。
下げやすい上に、一回に下がる金額が
数千円、数万円とかなり大きいので、
固定費を削るのがおすすめです。
固定費を削ると、先程の図はこの様になります。
固定費が削れた分、
黒字が大きくなるのです。
ただ使ってないものを解約するだけで、
利益が増えるので、おすすめのアクションです。
ここで話を本筋に戻します。
利益から、税金を差し引いた金額が
手許に残るお金なのか…？
というお話です。
結論から言うと、全く違います。
なぜ、利益が全て現金では無いのか。
結論から言うのが大好きなので、
結論からお話します。
現金以外の物になっているからです。
具体的に言うと、
✅Amazonの未入金の部分（売掛金といいます）
✅商品（これから売ろうとしている商品＆不良在庫）
✅固定資産（経費で買ったPCなど）
✅消耗品（ボールペンやら、シールやら）
ここらへんです。
主に商品になることが多いかと思います。
例として
商品A 1,000円で売れた 500円で仕入れた
商品B 1,500円で売れる 700円で仕入れた
商品C 2,000円で売りたいけど、全然売れない 1,000円で仕入れた
という、3つの商品を今月購入したとしましょう。
仕入れとしてお金を2,200円支払いました。
(クレカの支払いが2,200円でもOKです)
Aだけ売れたので、粗利は500円です。
では現在、銀行口座にいくら現金があるかと言うと
まだ0円です。
商品Aはまだ入金が無いので、売掛金
商品Bはまだ売れて無いので、商品
商品Cもまだ売れてないので、商品（不良在庫）
商品が売れた＝現金が増えた！
ではなく、
商品が売れた！→入金があった！で、初めて現金が増えます。
消耗品やPCに関しては、
直接的には関係無いものの、巡り巡って
売上に貢献してくれます。
もちろん、全部の商品が100％売れるわけでは無いですし、
売上を上げる為に、次々商品を仕入れるので、
現金にならないのは、至って普通です。
むしろ、
潤沢な現金がある＝仕入れが足りない
ということが言えるので、
現金オンリーでせどりしている場合は、
せどりに使える現金をなるべく少なくする様に
クレジットカードでせどりをしている場合は、
持っている預金の倍くらいは、常に仕入れる様に伝えますし、
大切な粗利を作るもとになる現金を、
趣味や、浪費に使うなんてとんでもない！！！！！！
という事も伝えます。
先程もお伝えしたように、
売上は上げればあげるほど、利益の金額が大きくなっていきます。
中途半端な所で止めるより、
いける限界まで、売上を上げきっちゃうのが
一番いいです。
じゃあいつ現金がふえるの！！？
現金が増える様になるタイミングは、
✅売上を安定して出し続けている時
✅売上がこれ以上上がらなくなってしまったとき
✅売上を上げればあげるほど
この3つのタイミングになります。
商品A 500円で仕入れて、1,000円で売れる
こんな商品があったとしましょう。
Aの利益で、Bを買って、Bの利益でCを買って…
とやっていると、利益は全て商品に変わってしまいます。
Aだけを売り続けると、
売った1,000円の内、500円で仕入れれば、また500円の利益がもらえます。
安定した売上を出し続けると、
仕入れに必要以上のお金を使わなくなるので、
現金が残りやすくなります。
売上がこれ以上上がらないときも、
仕入れの金額が増えない（商品の金額が増えない）ので
現金が残りやすくなります。
最後の、売上を上げればあげる程は、
月商100万円 粗利20万円 現金3万円 が、
月商1,000万円 粗利200万円 現金30万円 になったら、
そりゃ使えるお金が増えるよね！
という意味です。
ですが、「売上を上げればだいたい解決！」というのが
何より一番大事な考え方になります。
先程紹介したAの利益500円ですが、
500円程度で満足できますか…？
1ヶ月頑張った結果、500円使えるお金が増えるだけ。
これでは正直意味がないです。
50,000円とか、できれば500,000円とかを
毎月自由に使える様になりたいですよね。
そしたら、売上をあげるのが一番です。
月商30万で粗利6万、使えるお金が2万
1年で24万円より、
月商200万円で粗利40万、使えるお金が10万
1年で240万のほうがいいですよね！
と、言うことで、
せどりでお金を増やしたければ
さっさと売上をあげて、
その売上を安定させる仕組みを作っちゃいましょう！
これが、一番せどりでお金を増やせる方法です。
せどりを選ぶことのメリット
お金が増やすのに、そんなに苦労するの…？
じゃあ別にせどりなんてやらなくても…
と思うかもしれませんが、
せどりには、せどりのメリットがあります。
一応せどり歴6年を経て、思った事なので
そんなに間違ってはいないと思います。
✅ツールやコンテンツが大量にある
✅自分のスキルがほとんどいらない
✅自動化しやすい
せどり系のツールや、稼げるコンテンツは
無料、有料問わず、とんでもない数があります。
youtubeの動画もあれば、
このnoteみたいな文章タイプ、
利益商品がわかるLineグループ、その他諸々…
他の副業とは比にならない位
情報が沢山あります。
ツールがあるので、
自分のスキルはほとんど不要です。
上手に文章を書く必要も無ければ、
絵がうまくなくても大丈夫です。
友達がいなくてもできます。
そして、ツール、外注化サービスも
選びきれないほどあるので、自動化が簡単です。
最終的に、売上を安定させないと
現金が増えないのですが、
情報発信、アフィリエイトよりも群を抜いて
自動化しやすいです。
とりあえず誰でも始められて、
稼げる情報が山程あり、
自動化も比較的簡単にできるのは
せどりが一番簡単です。
もしすでにせどりを初めている、
副業に興味があって、せどりをやろうと思っている場合、
いますぐにスタートしましょう。
1ヶ月でも、1日でも早く始めたほうが、
早く売上をあげることができて、
使える現金がどんどん多くなっていきます。
今が一番状況がいいです。
今後悪くなる可能性も、大いにあります。
そうなる前に、ぜひ始めましょう！
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