手洗いお洗濯 手ぬぐい最高
9月も半ばを過ぎましたが、暑い毎日が続きますね。私は夏の間、比較的涼しい?午前中に家事を済ませるように心がけてきました。今夏の大きな変化は手洗い洗濯にチャレンジしたことでした!夫婦二人なので、それほど多量の洗濯物は出ません。
以前は、数日間洗濯物をためて洗濯機で洗っていました。しかし、においと汗が気になる~。特に農作業をしているパートナーつりお君の作業着は、ためて洗いたくはありません。とは言え、毎日洗濯機洗いでは、ふろの残り湯を利用してもすすぎ水は沢山使います。水道代(上水道料金+下水道料金)も馬鹿にはなりません。
そんなある日、「あさイチ」のゲストに登場した元朝日新聞社記者・アフロヘア💖稲垣えみ子さんの生活術に感銘。彼女の二大生活術の一つが手洗い洗濯だったのです(もう一つは冷蔵庫なし生活)。
実は大変お世話になってきた洗濯機。母の在宅介護時代には洗濯機なしの介護は私には考えられませんでした。認知症の母は排泄トラブルが半端なかったんです。だから洗濯機さんには大感謝の日々でした。
しかし、今や夫婦二人暮らし。しかも私はリタイア。冷静に見ると洗濯物の量はそれほどではない。私はお風呂で自分の下着や薄手の小さい衣類は洗っているし、それらは手でも絞れるレベル。ちょっと範囲を広げてやってみようと気楽に始めました。なにしろ私には時間があります。
一人暮らしの稲垣さんのようにはできませんが、私のおばあちゃんは「たらい」で家族の分も洗濯していたなあと、脳内映像を何十年も巻き戻して手洗い生活を始めました。洗濯板というものも長い間使っていましたっけ。
今年の夏は暑い。そこで風呂場で水遊び感覚で踏み洗いをしました。我が家は以前からおふろの残り湯(水)を有効利用して洗濯をしていました。お風呂の残り水をたらいに入れ、つりお君の作業着など一日分の洗濯物をつけたら裸足で踏み洗い!長袖シャツは襟・袖口をブラシでごしごし。最後のすすぎは新しい水でジャブジャブ。冷たくて気持ちいい~。ためずにちょこちょこ洗うと言うやりかたは良いかも? (秋冬はどうなるのか未知の領域ですが)
力の弱い私は全ての洗濯物をうまく絞ることができないので、脱水は洗濯機にお任せすることにしました。ありがたい~。
シーツやタオルが複数枚出て洗濯物が多い日は迷わず最初から洗濯機を使います。ありがたい~。手洗いにこだわりすぎると良くないですわ。疲れますわよ(私の体験談)。
つまり私はいいかげんな手洗い洗濯派なのですが、それでも気づきは大きかったです。必要な服や下着ってそんなにたくさんいらないよね。生地は洗濯しやすく、絞りやすくて乾きやすいものがいいよね。手で洗うと小さな汚れにも気づくから仕上がりがきれいになる~。タオルは薄手がいい。ふわふわ感はいらないや。湿度が高い日本では手ぬぐいがベスト!洗濯することを念頭におけば衣類は必要なものだけにしたい。生地は絞りやすく乾きやすいものをチョイス。そうすればシンプルね。服の断捨離なんて考えもつかない世界なのでは?
あ~、服が多すぎる私ったら。靴下も~~~。汗
朝ドラの「らんまん」に登場する共同洗い場の洗濯シーンがとたんに気になってきました。よく見ると薄くて絞りやすく乾きやすい素材が多い。ドラマですからたくさんの洗濯ものが竿にかかっているわけじゃないけれど、時代考証がされているはずだからある程度当時の様子がわかるのでは?夏のシーンでは手拭いや浴衣が風に揺らぐ長屋の洗濯場。子供たちも含め、みんながおしゃべりしながらお洗濯(ちょっと手元がぎこちなかったですけれど(^▽^)/御愛敬)
私のハートのボタンを押したのは、ヒロインすえこちゃんが外出先で手拭いを桶に浸して洗い、ギュッと絞って汗ばんだ首筋をふいていたシーン(季節は夏)。気持ちよさそう~。私も素敵な日本手拭いを持っているんだから、使わなくっちゃ!真似して今日も使っています。汗を拭うたびに洗っても大した手間じゃないし、すぐ乾きます。
タイトルの写真は、友達がデザインして作った手拭いです。
今日も無理のない範囲で手洗い生活を楽しんでいます。
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