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「はげ」のお煮つけ

  パートナーつりお君が岸壁釣りで釣ってきたハゲ。小さいながらもお味は最高でした。このおちょぼ口の可愛い魚の「ハゲ」という斬新なお名前は、皮が手でムキムキっと剥ける(正式なお名前はカワハギ)からなんでしょうね。後は内臓を取り、全体に塩をしてしばらく置いたのち水で塩気を落として(魚の臭みをとるため)ペーパータオルで拭いたら下ごしらえ完了。とても簡単です。

  小ぶりの鍋に「ハゲ」と水を少し入れたら、多めの生姜の千切りと酒・みりん・しょうゆを加え煮ます。甘味と旨味を米あめで足せば柔らかな味わいに。キッチンペーパーで落しぶたをすると少量の魚もまんべんなく味がしみこんでいきます。上品な白身の魚には少し薄めの味が似合うようです。

  お煮つけは二人で分け合い、「美味しいよ~ありがとう」と押し戴きました。残った煮汁で翌日、厚揚げと庭でとれた十六ササゲの煮物を作りました。一回で二度美味しい「ハゲ」でした。


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