◆続◆一年の計は元旦にあり
おはようございます。
人生100年時代に向けて《人生の質— Quality of Life —》を高める活動をしている《ライフデザイントレーナー》の丹後友里(@yuri_tango_0630)です。
お正月休みもそろそろ佳境に差し掛かる頃合いでしょうか。
皆さんも少しずつ日常を取り戻していらっしゃるのかな。
そんな今日のnoteも前回の続きである残りの私の今年の手帳たちを紹介します。
■目標の実現は『細分化』にあり:タスク管理
前回は、
『自分が使える時間がどのくらいあるのか』可視化し予約する『未来予約』を行い、『実際にその当日動いてみたふりかえり』を行う『ライフログ』で行動の差分を検証しました。
今度は、その『当日に何を、どのくらい、やるのか』という行動内容について管理する手帳の使い方を紹介します。
使うのはいろは出版社が出している『SUNNY手帳』。
この手帳の特徴は、
・時間軸の無いバーチカルタイプ
・下半分がノートページ
になっていること。
バーチカルの日付しかないので、基本的に自由度高く使える手帳となっています。
使い方の詳細については、メーカーサイトに特設ページがありますので、そちらをご覧ください。
ちなみに私の使い方はこんな感じ。
バーチカル部分を3等分し、
・上:朝起きた直後の習慣化したいこと
・中:朝活や自分の時間でやりたいと思っていること
・下:夜寝るまでにする習慣化たいこと
になっています。
ふふふ………夜やることの実行率の低さたるや。笑
どうしても家に帰ると電源オフになっちゃうんですよね……。
とまぁ、こんな感じで自分の行動のクセもわかると同時に、この手帳の最大のポイントは
『(空き・自分)時間内に何をどれだけやるか作業を分配する』
というところです。
確定している予定(仕事やプライベート)との兼ね合いで自分の時間を作るわけですから、基本的には無駄なく効率的に行いたいもの。
ですので、ここにはその日何をやるのかタスク化したやりたいことを書いていきます。
手順としては前回の記事で書いたCITTA手帳のやりたいことを細分化して落とし込んでいきます。
・今年1年でやりたいこと(巻末のノートページ)
↓
・その月にできそうな(もしくはやりたい)こと
(ワクワクリストページ)
↓
・その週にできそうなこと
(ウィークリーのノートページ)
この最後のウィークリーのノートページに書いたことをいつやるかをSUNNY手帳に割り振りして書いていきます。
もちろん、中には1週間で完遂できるものがなかったりしますので、その時は
『実行率を何%まで達成するか』
を念頭に置きます。
その週に完璧に仕上げなくていいんです。
大事なのは、前に進んだのか、そうでなかったのか。
やれたのか否かにフォーカスします。
目標や夢は、大きければ大きいだけ、その道のりも高く遠くなります。
遠ければ遠いだけ指針がはっきりしていないと、途中から自分がどこに向かうのかわからなくなってしまいます。
以前書いた記事で『夢を叶えるステップ』について触れましたね。
自分の目標や夢を実現させるには、まずゴールを決めること。
そして、そのゴールに向かって何がどれ必要なのかをしっかり見極め、必要な工程を踏むことにあります。
その工程を頭の中でぼんやり思い描いているだけではダメで、しっかりと必要なことを紙に書き出し、現実的な問題も含めて考えた上で、いつそれをやるのかまで(ざっくりと)予定を組む。
ここで初めて、ようやく一歩踏み出せます。
『夢を叶えるためには未来から逆算するのがいい』
そういうことを耳にすることがありますが、それは足元が覚束ない『蜃気楼レベル』の表現だと私は思います。
『逆算』が持つ意味合いを理解できていないと、せっかくのその素晴らしい効果が霧散しまい、ただの『ふわふわで妄想ちっくな言葉』となり下がってしまうからです。
そもそもその『逆算』自体がなかなか一人ではやるには難しいもの。
主観に囚われすぎて視野狭窄になっている状態では物事の認知を正しく判断することはできません。
正しいステップの高さと回数を設定できなければ、結局中途半端にことを始めて、最終的に投げ出してしまう。
素晴らしい目標を立てても達成できずに挫折してしまう人の大半は、ここに要因があると私は思います。
そのためにも、ある程度自分で指針となる行動のステップを設定し、それを取り組みやすい形にタスク化して、それを一つ一つ駆け上っていくと、最終的に自分が目指していたところへたどり着きます。
このSUNNY手帳はその大事な役割を果たしてくれています。
SUNNY手帳に書いたことを日々一つ一つやり続けると1週間後にはCITTA手帳のウィークリーのタスクは完了しており、それがあと3週続くと、当月のワクワクリストが達成できることになります。
そしてそれが毎月続くと、1年後には巻末ページに書いてあることが実現されるって寸法です。
こういう風にして、私は日々自分の目標や夢を叶えていっています。
皆さんも、お正月に立てた目標を1年後に気持ちよく達成するために、一度それについて必要なことを考えてみてください。
■読書の質を高める『今日の本』:パッと開き読書手帳
最後はこちらの手帳。
最初の3つまでは結構ガチ系でしたが(笑)、ここはちょっとした遊び心で使っている手帳になります。笑
使っている手帳はディスカバリー出版社の『週末野心手帳』です。
中身はこんな感じ。
週末野心手帳の特徴は
・見開き1ヶ月のマンスリー
・1ページに2日分のデイリー(1週間を4ページ)
・左上に小さなレフト式のウィークリー
があります。
私の使い方としては
①本を1冊決める。
②その本をランダムに『パッと』開く
③その見開きのページの中から気になった一文を書き出す(黒文字)
④その一文が気になった理由や良いと思ったことを書き出す
という使い方をしています。
そして左上のレフトには、『何の本の何ページにある』のかを書きます。
毎日ちょっとした占い感覚で好きなようにさらっと書ける(中には関連付けが難しくて無理やりこじつけたりするものもある。笑)ので、楽しみながら書いている手帳になります。
こんな風に、レイアウトだけを使い勝手のいいように使うのもありなんです。
必ず手帳のレイアウト通りに予定を書かないと、なんてことはありません。
自分が楽しみやすいポイントさえわかっていれば何でもOKです。
本を読むにしても中々時間がないという方はこの『パッと開き読書法』をオススメします。
また、この読書法はRead For Actionという読書コミュニティが行っている読書会で取り上げられる読書法です。
読書会を司会進行する『リーディングファシリテーター』さんが一人必ずいるので、本を読んだ学びを各々自由に発信(アウトプット)することができます。
『本で得た知識を、日々の行動変容へ』
ご興味がある方はぜひ↑の下線部分にあるリンクよりサイトへ飛んでみてください。
■終わりに:ちょっとしたCM
いかがでしたでしょうか?
今回は(も人によっては)だいぶ辛口な?内容になってしまったかもしれません。
想い入れが強いとどうしてもこだわりが強く出てしまって圧が強くなってしまうところが私の欠点ですね。笑
まぁ、それはさておき、私のライフログコーチングでは、先ほどの『行動の細分化』についても指導させていただいております。
手法は何となくわかっても、『行動の細分化』自体にまだまだピンと来ないところがあると思います。
もし、『行動の細分化』についてご興味をお持ちいただければ、皆さんの現状のお悩みと合わせていくつか具体例を紹介・提案させていただきますので下記のお問い合わせフォームからご連絡くださいね。
今年1年、皆さんに幸多き年となりますように。