kintone Café 大阪 Vol.22 @20221014

kintoneユーザーが各地域で自発的に行う勉強会であるkintone Caféの大阪地区版である、kintone Café Osaka Vol.22が 2022年10月14日に開催されました。
リアル開催はコロナ禍以降初めてとのことでした。

今回の会場はアールスリーインスティテュートさんのご厚意により、セミナールームお借りし、配信設備とそのサポートまでしていただきました。
ありがとうございます。

今回のテーマは「ヒョウケイさんとkintone」というもので、お声がけいただいたのでLTで発表も行いました。

割とボリュームたっぷりのスライドになってしまったので、その内容をかいつまんで残しておこうと思います。

タイトルは「最強の味方のはずが、最悪の敵になっていませんか?」というのにしました。
2019年にサイボウズ大阪のワークショップで「ExcellentじゃないExcel地獄」というタイトルでLTをしたので、この手のタイトルにしたかったのですが、良い案が浮かばず・・・。

さて、当日の発表は次のような流れです。

タイトル
イントロ1
イントロ2
イントロ3

もはや定番となったくらいのワタシのExcel地獄ネタ。
これって、お笑いでいうところの「あるあるネタ」ですよね。

まずはExcelはすごいとほめます。少しだけ毒を入れながら・・・。
きちんと学んで、皆が同じ程度のスキルを持っていれば、Excelは最強なんです。

Excelゴイゴイスー

でも、現実はそう甘くもなく、スキルの差がものすごく大きいのです。
その差はなかなか埋めることも難しく、経験も影響してくるので、なんとかしないといけないというのも事実なのです。

隠れてるのは「① ちゃんと使わないと計算間違いをする」

そこで、総務省が頑張った
統計表における機械判読可能なデータの表記方法の統一ルールの策定
を紹介。

この資料は本当に当たり前のことを当たり前に書いているだけなのですが、政府がこのような資料を公開するほどに、駄Excelが世の中に蔓延しているということなのかもしれません。

まぁ・・・無理ですよね。

で、こういう資料が公開されても、実際に社内に浸透させるには、ものすごく手間と時間がかかります。
なら、駄Excelはどうすれば減らすことができるのか?
と考えて、kintone の社内利用拡大につながるわけです。

脱Excelを意識して・・・
それでも様式の様な見た目からは逃れられず・・・
Excelは使う人をかなり選びますが、スゴい子
完全なデータベースというものではないけど体験するには十分
Excelで困っていることの多くを解消できるのがkintone
要は使いどころなんですよ
もう三度目か・・・(実際はAward入れて四度目・・・)

ヒョウケイサンソフトとしては、超絶優秀なExcelを様式代わりに使用したり、適当なマス目として方眼紙利用するのは邪道なんです。
いや、邪道というよりも悪用ですね。
適材適所でkintoneとExcelを使い分けることこそ、大事なことなんだと思います。
脱Excelというほど、標準機能のkintoneは強くないのも事実なんですよね。

今でも重要なデータクレンジングの作業場としてもExcelはかなり優秀です。
ただし、CSVをダブルクリックで開いてしまうのだけはカンベンです・・・。
せっかくの0埋めやハイフン形式の丁目番地などは、「気を利かせてやったぜ!」と鼻息荒く「想定していないもの」に値を変えられてしまったり、イマドキの文字コードに容易に対応していなかったりと、なかなかに手強いところもありますので、注意が必要です。

と、こんな話をネタに懇親会も盛り上がり・・・予定時間をオーバーしてしまったりと、アールスリーさんにはご迷惑を・・・。

いつもSNSで仲良くしている人たちが、言ってみればテーマの決まったオフ会に参加するような感じで、和気藹々と集まれるのがkintone Caféの良いところですね。
※実はリアルでは初めて参加したんですけどね・・・。

今後はオンラインの向こうの人の声も交えながら開催できるといいなぁ・・・とか思いました。
見てるだけになってるのって、なんだかもったいないと思いました。

きったんさん、中尾さん、Yamaさん、開催準備から運営までありがとうございました。

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