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石球城あれこれ

北山猛邦『「石球城」殺人事件』(略称:石球城)への言及まとめ。

2007/11/28 北山猛邦インタビュー in 盛岡 「筑波ミス研 -Web Ans.」より

――では最後に今後のご予定を……。
北山 まず、なんとか城殺人事件を講談社ノベルスで書くことになってるんですけど……言っていいのかな(笑)
――(R)言うだけ教えていただけると。ダメなら載せなければいいだけですので(笑)
北山 (笑)今のところ考えているのは△★♪と書いて△♪城(注33)なんです。そのタイトルを言うとインディ・ジョーンズをたいていの人が思い浮かべるみたい(笑)ゴロゴロ転がってきて殺される、みたいな。
――(R)実際はゴロゴロ?
北山 ゴロゴロ転がるかもしれないですけど、そんなようなものだと思ってもらえれば。イメージとしてはこうお城の中に大っきな△★♪がゴロゴロ。
――やっぱりゴロゴロ?
北山 ゴロゴロ転がっているわけじゃなくて、置いてあるっていうような。
――(R)動かせないけど下でつぶれてる?
北山 まあそんな感じで(笑)

2007/12/18 作家の計画・作家の想い(2008) 「本格ミステリー・ワールド2008」より

今のところ、次に出そうな本は、講談社ノベルスから出る『なんとか城殺人事件』なのですが、『なんとか』の部分はまだ秘密にしておきます。

2008/03/15 古くて、新しいもの。北山猛邦の挑戦 「『IN☆POCKET』 2008年3月号」より

『ギロチン城』の次の城シリーズを考えています。

2008/10/15 『アリス・ミラー城』殺人事件

カバーそで著者紹介より

2008年12月に講談社ノベルス『「石球城」殺人事件』が発売予定。

奥付著者紹介より

2008年12月に最新講談社ノベルス『「石球城」殺人事件』が発売予定。

※ここで初めて「石球城」の名前が出た。(と思われる)

2009/03/13 『ギロチン城』殺人事件

カバーそで著者紹介より

2009年12月に最新講談社ノベルス『「石球城」殺人事件』が発売予定。

奥付著者紹介より

2009年5月に最新講談社ノベルス『「石球城」殺人事件』が発売予定。

※12月なのか5月なのか1冊の本の中ですでに混乱が見られる。

2009/11/07 早稲田祭 北山猛邦講演会 「北山猛邦講演会・その1 | ミステリの部屋 - 楽天ブログ」より

文庫版の「『ギロチン城』殺人事件」のあとがきに、2009年12月に「『石球城』殺人事件」が出ると書いてあるが? という質問には、2012年マヤ暦が終わるまでには……、という答えでした。

2009/12/19 作家の計画・作家の想い(2010) 「本格ミステリー・ワールド2010」より

で、なぜかみなさんすでにタイトルだけはご存じの「『石球城』殺人事件」はまもなく出せると思います。

2011/6/11 同志社ミステリ研究会 北山猛邦講演会 機関誌「カメレオンNo.27」より

マヤ文明のカレンダーっていうのがありまして。マヤ文明のカレンダーっていうのは、二〇一二年、来年の十二月二十二、二十三、二十四くらいにカレンダーが終わるっていう風にいわれていてそれが結局今流行りのマヤ歴の終末予言なんですが、それをテーマに城シリーズの次出る作品というか、次書く予定の『「石球城」(殺人事件)』っていうのもあんまりにも言いふらしすぎたために、まだできてもいないのに誰もが知っている『石球城』みたいになってて、書いてないはずなのに書いたことになってるみたいな感じになってきて。

2011/12/17 作家の計画・作家の想い(2012) 「本格ミステリー・ワールド2012」より

それからいよいよ『「石球城」殺人事件』ですが、マヤの終末は二〇一二年十二月と言うのが定説のようなので、それよりも半年早く、六月の刊行を目指します。

2012/11/01 明治大学ミステリ研究会 機関誌「一方通行」より

『城』シリーズも次に書くのは『石球城』なんですけど、本来は二〇一二年に出して、マヤ歴の終末に合わせたかったですね。やっぱり『城』シリーズは終末的な世界観がテーマとしてもあるので……。

2013/01/07 「『猫柳十一弦の失敗 探偵助手五箇条』北山猛邦|講談社ノベルス|講談社ノベルス|講談社BOOK倶楽部」より

ずっと前から告知している「石球城」も出したいです。

2014/4/15 短編集『私たちが星座を盗んだ理由』文庫化記念 インタビュー 「IN☆POCKET 2014年4月号」より

まずは告知してからずっととまっている〈城シリーズ〉の続きを! 次に出るノベルスはこれ(tanato注:明言されていないが石球城のこと)になると思います。

2016/10/30 大谷大学講演会 機関誌「OU-Myst Vol.19」より

で更にその次に『「石球城」殺人事件』っていうタイトルだけが予告されてるのがあるんですけど。これ、前回の同志社の関ミス連で呼ばれた時に言ってるっぽいんですよね。当時はまだ二〇一二年を迎えてないんですけど。二〇一二年に、マヤ文明の終末予言が二〇一二年に地球が滅びるって事でそれをテーマに『「石球城」殺人事件』を書きます。みたいな事を言ってるんですけど。今年二〇一六年そろそろ次の終末ネタを探しているところで『「石球城」殺人事件』どうなったのって話に関しては、時が満ちる時を……たぶんこれ前にも言ってると思うんですけど、刻満ちる時まで、いずれ訪れると思います。ということで、城シリーズの話でした。

2016/11/05 A MYSTERY IS ANNOUNCED ~本格派推理小説入門~ 「講演会メモ「北山猛邦先生講演【A MYSTERY IS ANNOUNCED 〜本格派推理小説入門〜】」|いしふみノート|note」より

それと、こういう場でいつもネタみたいに話すんですが『石球城』はどうなったんだ、と(笑)。あのネタは終末予言に合わせて作ろうと思っていた作品で、マヤ文明の予言によると2012年に世界が終わるという……でも、もう2012年過ぎちゃっているので、あの、次の終末予言を待つしかないですね(笑)。

2018/4/25 Twitterで石球城発売?とざわつく

しかし、これは誤報。
hontoのサイトで『石球城』殺人事件のページが発見されたため新刊情報としてツイートされたが、発売日が2010/05/06であったため、その後誤報として取り消された。
なお、そのページは今も健在である。
『石球城』殺人事件の通販/北山 猛邦 講談社ノベルス - 小説:honto本の通販ストア
ちなみにAmazonにもいる。
『石球城』殺人事件 (講談社ノベルス) | 北山 猛邦 |本 | 通販 | Amazon

そして2019/4/20

石球城 没!
とはいえ、これまでのインタビューで一度も石球城についてもう出さないとは言っていないので、読者としては待つのみである。。
次の終末はいつだ。

おまけ