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note始動(なぜか映画プロメテウスのネタバレも含みます。)

noteを始めてみました。

主にこちらでは日記っぽいことに専念してみようかなーと思ってます。

特に最近、積み上げてた「映画」を見まくってるのでそれを。

名作から駄作まで何でも見ますよ(興味が出れば)

ところで皆さん【人におススメできる駄作】というのはありますでしょうか?

よければ教えてほしいなーと思っております。

以前、「Reality」というアプリで配信したときに、この話になりまして「おすすめ」なら挙げられるけど「おすすめできる駄作」は難しいなーなんて話をしていました。

ちなみにたなすずの【おすすめできる駄作】は、リドリー・スコットの「プロメテウス」

今思えばスコット監督の終わりの始まりだった気がする。

詰まる話が、「キャッチフレーズでミスった作品」のためかなりもったいない。

確かに駄作だと思われる理由は、私も、おおむねが駄作だと思っている人たちと見解が概ね一致しています

それは、この映画が「うみねこのなく頃に」と同じ論理で反感を買っているところにあるのです。

皆さん、竜騎士07さんの「うみねこのなく頃に」はご存じでしょうか?

結構、おもしろい同作なのですが、最終章販売後、炎上してしまった経緯があります。

これは当初「ミステリー」として推理物の要素を「ファンタジー」という要素を加えることでわかりにくくして、真相を暴いていくという作品だったのですが

最終章で今まで推理してきたことが全て否定されたと感じるユーザーが多かったようです

当時、私も「これはキャッチが悪すぎだ」という印象がありました。

というのも、推理か、幻想かというコピーからして明確な「犯人」がいて、どの世界線でも「犯人」が「登場人物」を殺害するというミステリーの要素をはらんでいるからです。

これは前作「ひぐらしのなく頃に」でもそうでした。ネタバレになるので言いませんが「犯人」が一人いて、それは全世界線で必ず登場人物の死亡という結末を生み出すのです。

うみねこのなく頃にでも同様の方程式があるのだと、ユーザーに思わせていたのでかなりの名作として好評だったのですが、最終章での推理に対する扱い(しかも、ミステリーの色々な理論を持ち出しておいて)に対して、反感を持つ人も多かったのです。

プロメテウスにも同じような雰囲気がありました。

まず、「エイリアン」の前日譚として本作は売り出されています。キャッチフレーズとしては「人類の起源が明かされる」という何とも興味をそそる内容です

しかし、ふたを開けてみれば「何も解決してないじゃないか!」というオチでした。こういう風呂敷をたたまにといけない作品に、続編ありきとしたのがそもそもの間違いで、個人的には続編ありきの映画なんて作ってはいけないと思ってます。エイリアンシリーズは一作目である程度、完結していたはず。

人類の起源が解明されるという文句だったのに、オチが「コベナントへ」なんていうのは何も明かされてないに等しいですし、前日譚というにもいささか要素が不足していました。

前日譚をにおわす演出は、アンドロイドの存在や会社名くらいで、ラストになるまでエイリアンが出てこないのはちょっと・・・。

ただ、フレーズで駄作認定されるのはあまりにも忍びない。だからこそ、たなすずは「プロメテウス」をおススメしたいのです。

確かに外側(宣伝、脚本)を見れば駄作に見えるかもしれませんが、内側をよく見ると味わい深い作品であることを知って欲しいです。

ラストの解釈は色々捉えられます。

キャッチフレーズは「人類の起源」と「エイリアン前日譚」です。そして作中にはその起源になる人型の「エンジニア」なる高知的生命体の存在がいます。

そしてその「エンジニア」は人類の起源であり、そして彼らはなぜか「黒い液体」を作っていました。そしてラスト、黒い液体に汚染された人間が交配して「トリロバイト」が生まれ、「エンジニア」は「トリロバイト」の卵を植え付けられ、エイリアンに似た「ディーコン」が生まれます。

これ考えると怖い話で、「トリロバイト」の素は黒い液体で汚染された人間で、種との配合によって生まれるエイリアンの形態が異なるのなら、「ディーコン」は(人間×人間=)トリロバイト×エンジニア⇒ディーコンとして誕生するならば、黒い液体は置いておいて「エイリアン」の起源は人間なんじゃ?と思ったんですよね

一作目の「エイリアン」の素といえる「フェイスハガー」や「エイリアン・エッグ」は完全に「エンジニア」とは別の種で、もしかして人間が起源になって生み出されたものなの?

そして。コヴェナントで明らかになるの!?

という期待感が当時のたなすずにはありました。

そんなことはなかったぜ。

内側もクソもなかったな・・・・。

話が長くなりましたが、要するに「プロメテウスを見た当時、たなすずは勝手に怖くなって、勝手に続編に期待して、勝手に爆死したって話です」

じゃあ、内側以外に注目しましょう。

今だからこそ、たなすず的におすすめできる理由は、たった一つで

「エイリアンに寄生されたらどうするべきか」という対処法を編み出したことです。

「ああ!そうすればよかったのか!」って感じで、なぜ気づかなかったんだろうと。見た人ならわかるはずです。

まだの人はぜひ見てください。あなたもエイリアンに寄生されたらどうするべきか、この映画にこたえが載っています。

以上!解散!



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