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オリジナリティ発掘マガジン by ターナー

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プロベーシストとしての現場経験を元に、役に立つ音楽的な知識や、既存の業界への問題提起など、ターナーが日頃考えていることを発信していきます。
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#ゾーン

●●が、もしかしたら貴方のパフォーマンスの足枷になっているかもしれない件

先日、ゾーンの話をしました。 でも、やっぱりゾーンに入りにくい時もあるんですよ。 それは・・・譜面を読みながら演奏する時。 特にジャズのライブだと、当日に譜面を配られてリハーサルもなしに本番!ってこともありますよね。 それでも出来るっちゃあ出来るんですが・・・ 譜面あるなら当日見ればいいや、ってのは僕はな〜んかイヤなんですよね〜。 だって、「曲、全部覚えてるんですか?スゴ〜い!!」って言われたいじゃないですか! というのは(半分)冗談で・・・(^_^

貧弱な男の見本だった私が「たくましい人!ステキ!」と言われるようになる話

先日、僕がゾーンに入るために意識することとして、 ・1拍に込める意識の量を増やすこと・リズムを点ではなく、連続したものとして認識することについて少しだけ触れました。 これって、タイム感の話ですね。 「タイム感が無いねって言われるんです〜」という人がよくいますが、タイム感って、有/無じゃあないんですよね。 誰でも持っていて、鍛えればそれだけ強くなるものです。 筋トレみたいなもんですね。 しかも筋トレ同様、ある程度強くなってくると自分に自信が持てるようになりま

究極体験! 音楽家の”ゾーン”の話

突然ですが、皆さんは”ゾーン”に入ったことありますか? 少年マンガ「黒子のバスケ」の超能力で世間的に知られることになった(?)ゾーンという言葉。 凄い集中力が発揮されている極限状態(若者風に分かりやすい言葉でいうと、ガチでヤバい状態)という意味です。 例えば、 ・野球の打者にとって、投げられたボールの縫い目が見えるという状態。 ・優れたボクサーにとって、相手のパンチがゆっくり見えるという状態。 ・武道家が感謝の正拳突き一万回を終えても日が暮れていないという状