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不良品

全ての文化に変容の余地がめちゃくちゃ残されてた時代に松本人志がお笑いを選んでたってだけやと思うんですよね。

当時のお笑いの型にも全然ハマりきる人間じゃなかったやろうけど、松本人志はその異常ともとれる才能で周りを黙らせてきたから、狭くて小さかったお笑いっていう文化の枠そのものが松本人志の形に広がっていったと思うし。

だからこそそんな人間をその形のまま他の分野に持ってきたら、そら色んなとこからハミ出るものがいっぱいあるでしょうっていう話。

もうそっちの枠は固まってきてるし、昔は黙らせてきた人達が徒党を組んで声を上げやすい時代になってきているんやから。しかもそういう人たちの意見はだいたいあらゆる方向に気遣いが出来ていて優しい。

今回の発言とかもそうやけどあの番組での松っちゃんの失言って毎回「いやそんなん言うたらあかんやん!笑」みたいなツッコミがあってのものやと思ってます僕は。

そういう風に近くの人がすぐツッコんであげて、尚且つお笑いの番組という場でやって、やっとギリギリアウト、、!くらいの感じ。フィールドも悪い。正確に言うとフィールドとの相性が悪い。

僕は今更松っちゃんが何を言っても嫌いにはならないですけど、好きな人があかんこと言うた時に無条件に味方もしたくないし手のひら返しもしたくない人間です。

「いやそんなん言うたらあかんやん!笑」

八方美人の人は練習しましょう。笑 が大事です。

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