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白糸ノ滝に行ってみよう!

静岡探訪今回は白糸ノ滝にいってまいりました!パワースポットとしても有名な白糸ノ滝、その名の通り白糸のように細く長く流れるのが特徴的なこの滝は2013年に世界遺産に登録された富士山の構成資産の一つです。

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周辺スポットはこんな感じ、順路通りにめぐるとお鬢水(おびんすい)、白糸ノ滝、音止めの滝の3つの大きな見どころがあります。では早速見ていきましょう!

お鬢水

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み、水底がすけてる!

この青みがかった美しい池は凸凹した岩の窪地にあり水面に波紋一つ立ちません。その鏡面のような美しさをみたかの源頼朝が富士の巻狩りをした際にほつれた鬢(びん)を整えたことからその名がつきました。

その後霊水の沸く場所として近世富士講の始祖長谷川角行が白糸ノ滝での修行の際行水した場所としても知られています。

時代をはるか隔ててもこんなに美しい水面をみたら、そっと覗きこんでしまいますね。


白糸ノ滝

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お鬢水のある林を抜けて少し順路を進むともうすでに崖一面に広がる細く優美に流れ落ちる無数の滝が姿を現します。この場所では富士山も一緒に見ることができるため記念撮影には絶好のスポットです。

そんな高台から降りていくといよいよ!

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白い!細い!きれい!

降りてすぐに白糸ノ滝の絶景が現れます。この日は天気が良く虹も写真に収めることができました!ラッキー!

白糸ノ滝は富士信仰の中でも登拝することを目的とした「富士講」の祖である長谷川角行が修行した場所であり富士講行者の修行の地でもありました。また、滝で入定された仙人の伝承なども残っています。富士信仰のシンボルの一つ言ってもいいかもしれません。


白糸ノ滝を後にすると急勾配の階段が…。山肌をそって作られていますので上るときは慎重に足元を気にしながら登っていきましょう。

運動不足気味だとつらい階段を登りきるとそこにはお土産屋さんが!

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売れ筋商品は揚げ銀杏とワサビを使ったおかきなどの製品だそう。息切れをした私にはうれしい小休憩となりました。

音止めの滝

店舗の間にある通路を抜ければいよいよ最後のポイント。

音止めの滝がやってきます。

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他に比べてだいぶ遠望することになりますが遠目からでも迫力は抜群。

音止めの滝といえば富士の巻狩りに参加していた工藤祐経へ幼い曾我兄弟が父親の仇討する際兄弟が滝の近くで密談をしているとごうごうと水音が障害になったため「心無しの滝だなぁ」と呟いたところ音がぴたりとやんだという逸話が有名です。密談のかいもあってかその翌日兄弟は見事かたき討ちを果たします。

残念ながら写真をとったこの位置ではその滝の音を聞くことはかないませんでした。いつか聞いてみたいものです。

いかがでしたでしょうか?白糸ノ滝巡り。

この記事で少しでも興味を持ってくれた方がいたら実際に足を運んでみてください!



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